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次こそ3階級制覇かけヘリングに挑戦

フランプトンTKO勝ち ロンドンの無観客試合 
次こそ3階級制覇かけヘリングに挑戦

2020年8月16日 10時01分

 15日(日本時間16日)ロンドンのBTスポーツのスタジオで行われたイベントのメインに出場した元S・バンタム級&フェザー級世界王者カール・フランプトン(英=写真)がダレン・トレイナー(英)に7回TKO勝ち。試合はライト級10回戦として挙行された。

 身長165センチとトレイナーより5センチほど小柄なフランプトンがアウトの距離から左フックなどを散らしてリード。6回、腹へ的を絞ったフランプトンが強烈な右ボディーから左ボディーを決めるとトレイナーは一瞬間を置いて、うつ伏せに大の字。カウント9で立ったところでラウンド終了。7回、またもフランプトンが左ボディーを浴びせるとトレイナーはギブアップのポーズ。ストップがかかった。TKOタイムは1分ちょうど。

 フランプトンは28勝16KO2敗。IBFフェザー級王者ジョシュ・ウォーリントン(英)に挑んで敗れて以来これが復帰2戦目だった。今後、同じトップランク傘下のWBO・S・フェザー級王者ジャメル・へリング(米)挑戦が有力視される。元スコットランド・ライト級&S・ライト級王者トレイナーは16勝7KO4敗。

 同じリングに登場したWBAフェザー級3位マイケル・コンラン(英)はソフィアン・タコウシュ(フランス)と10回戦。サウスポー同士の一戦はコンランがボディー攻撃でペースを握る。ところが4、5回、ローブローの反則で計2点の減点を科される。

 それでもコンランの士気は衰えず、終盤タコウシュはサバイバルモードへシフト。そして最終10回、腹で効かせたコンランがパンチをまとめるとレフェリーが割って入った。TKOタイムは1分54秒。

 ロンドン五輪銅メダリストのコンランは14勝8KO無敗。一時WBOフェザー級1位にランクされたが、S・バンタム級を含めて新たなターゲットを定める模様だ。昨年10月ウォーリントンに挑戦しTKO負けしたタコウシュは35勝13KO5敗1分。Photo/SUMIO YAMADA

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