再会した海外リング ショータイムが苦境を逆手に
賑やかさ取り戻しつつある米国リングの実情
2020年8月16日 18時09分
2020年8月16日 16時45分
米コネチカット州アンキャッツビルのモヒガンサン・アリーナで15日(日本時間16日)行われたWBC・S・ミドル級タイトルマッチは、前日体重オーバーで前王者となったデビッド・ベナビデス(米=写真)がロアメル・アレクシス・アングロ(コロンビア)に10回終了TKO勝ち。戦績を23勝20KO無敗とした。
18年に当時のWBO王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)に挑戦して判定負けしたアングロに体格で上回るベナビデスがジャブから重厚なアタックを仕掛けて優勢に進める。アングロはガードを固めて断続的に反撃するがベナビデスのディフェンスの前に効果は少ない。
徐々に圧力を強めた前王者は7回からコンビネーションを交えて一方的なアタックを敢行。10回終盤ストップ寸前に持ち込むとインターバルでアングロのペドロ・ディアス・トレーナーが棄権をリクエストした。アングロは26勝22KO2敗。
セミのWBAライト級暫定王座決定戦は、予想不利のジャクソン・マリネス(ドミニカ共和国=6位)が長身を生かしたアウトボクシングでローランド・ロメロ(米=7位)の強打を空転させる。
中盤、互角の攻防に持ち込んだロメロにマリネスは右ストレート、左フックで対抗。9回、ロメロは右目をカットする。そのままドミニカ人が優勢に進めた印象がしたが、公式スコアは115-113、116-112、118-110の3-0でロメロが支持された。中継したショータイムのスコアは117-111でマリネスの勝ちだった。
メイウェザー・プロモーションズにサポートされるロメロ(24)は12勝10KO無敗。不運のマリネス(29)は19勝7KO1敗。
同じリングのヘビー級10回戦は、昨年タイソン・フューリー(英)と対戦したオト・ヴァリン(スウェーデン=IBF15位)がトレバー・カフマン(米)に5回2分32秒TKO勝ちを収めた。Photo/SUMIO YAMADA
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