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ヘビー級の世界王者候補ダニエル・デュボア(英=写真)が29日(日本時間30日)ロンドンのBTスポーツのスタジオに登場。リカルド・スナイダー(オランダ)に2回20秒TKO勝ち。英国のライバル、リオデジャネイロ五輪銀メダリストのジョー・ジョイスとの対決に弾みをつけた。試合はデュボアが保持するベルトの一つ、WBOインターナショナル・ヘビー級戦として行われた。
リングサイドでWBCヘビー級王者タイソン・フューリーが観戦する中、前日の計量で13キロ以上重かったデュボアが開始と同時に一気に仕掛ける。左右でスナイダーにヒザを着かせたデュボアはダウンを追加すると初回終了間際、連打でまた倒す。
コーナーで戦意喪失気味のスナイダーは2回開始直後に腹が効いて4度目のダウン。カウント中に起き上がったがレフェリーは続行を許さなかった。
地元ロンドン出身のデュボア(22)は15勝14KO無敗。ジョイス戦は今年中に計画されている。スナイダー(26)は18勝8KO2敗。
セミ格では、前WBCフライ級王者チャーリー・エドワーズの実弟サニー・エドワーズ(英)がトーマス・エソンバ(カメルーン)に12回3-0判定勝ちでIBFインターナショナルS・フライ級王座を防衛。スコアは115-112、117-112、117-111。IBF・S・フライ級6位エドワーズは15勝4KO無敗。
またサム・マックスウェル(英=WBO14位)がジョー・ヒューズ(英)に10回3-0判定勝ちでWBO欧州S・ライト級王座を守った。
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