井上尚弥 11.1生中継のWOWOWインタビュー
初ラスベガス テーマは“倒しきる”に尽きる
2020年9月11日 15時41分
2020年9月11日 10時53分
WBCは10日(日本時間11日)、ミドル級のフランチャイズ王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)とアブニ・イルディリム(トルコ)によるS・ミドル級王座決定戦の入札を今月21日に開催するとアナウンスした。WBCはこの試合を先月オーダーしていたが、両陣営の交渉は進んでいなかった。
同級王座は、8月15日に行われた防衛戦の前日に王者デビッド・ベナビデス(米)が3ポンド近い体重オーバーで王座はく奪。試合でベナビデスはロアメル・アレクシス・アングロ(コロンビア)にTKO勝ちしたものの王座は空位となった。カネロはWBA・S・ミドル級正規王者、イルディリムはWBC1位で指名挑戦者となっている。
カネロは大型契約を交わした映像配信サービスDAZNとプロモーターのゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)、同社の最高経営責任者のオスカー・デラホーヤ氏を相手に、契約違反を理由に280万ドル(約297億円)の損害賠償訴訟を起こしたばかり。
昨年11月、セルゲイ・コバレフ(ロシア)をストップしてWBO・L・ヘビー級王座を獲得(その後返上)以来リングに登場しておらず、今後のスケジュールも発表されていない。
イルディリムは昨年2月、アンソニー・ディレル(米)とWBC・S・ミドル級王座を争ったが、負傷判定負け。以後リングから遠ざかっている。DAZNは無名のイルディリムがカネロと対戦することに後ろ向きで、カラム・スミス(WBAスーパー)、ビリー・ジョー・サンダース(WBO)の英国勢のS・ミドル級王者との対戦を希望する。同時にカネロには報酬カットを求めている。
一方でイルディリムが拠点にするドイツでは、DAZNとGBPのライバルであるPBCの試合を中継する米国の有料チャンネル、ショータイムがカネロvs.イルディリムの中継に関心を示しているとの報道もある。現実的な話ではないが、今回の訴訟問題でカネロ、GBP、DAZNに溝が生じていることが明らかになり、予想外の事態に発展することも考えられる。
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