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世界王者級の胸借り2度目の新人王チャレンジ

あす東日本新人王 名門帝拳から浦川大将が出陣 
世界王者級の胸借り2度目の新人王チャレンジ

2020年9月23日 18時32分

 あす後楽園ホールで開催される東日本新人王予選の前日計量が23日、日本ボクシングコミッションで行われ、出場選手全員が合格した。

計量に合格した浦川

 コロナ禍で例年よりもスタートが遅れた東日本新人王レースは現在準々決勝に差し掛かっている。24日はバンタム~ライト級までで8試合(いずれも4回戦)が行われるが、最終試合のライト級で相澤祐貴(RK蒲田=2勝2KO1敗)と対戦する浦川大将(帝拳=4勝3KO1敗)は昨年に続いてのエントリー。“今度こそ”の必勝態勢でリングに立つ。

 プロ叩き上げの浦川(23歳)が名門帝拳に入ったのは20歳になる前。自宅から通いやすいジムを探して見学に行ったのが神楽坂の帝拳ジムだった。当時はホルヘ・リナレス、尾川堅一ら同じ階級のトップ選手の存在を知らなかったが、いまではすっかり“憧れの人”。スパーリングで胸を借りる機会も多い。

 9ヵ月半ぶりの試合となる今回は、10月2日に試合を控える尾川や日本ウェルター級6位の玉山将也とスパーリングを重ねてきた。大先輩の尾川にも気になることを積極的に質問し、アドバイスをもらっているようだ。

「力が入りすぎちゃうんですよね、とか。パンチが当たる時もあるんですが、当てられることも多く、なぜなんですかね、など聞きます」と浦川。

 昨年の新人王戦では、優勝した齋藤眞之助(石川ジム立川)に4回判定負け。これが唯一の黒星だが「(負けてから)試合への入り方や緊張感をもってやるようになりました」という。相手の相澤の印象を「力強い感じ」と短く述べ、「自分は新人王を獲れる力は持っていると思います。やるべきことやれば負けない、それだけです」と自信をうかがわせた。

 コロナショックからボクシングが再開されて以降、帝拳選手として初の試合となるが、「重圧はないですね」と笑顔も見せた。=写真提供:帝拳ジム

■24日の試合
◇バンタム級
神津徳臣(角海老宝石)vs.二葉恒輝(松本ACE)
森朝登(ワールドスポーツ)vs.古谷拓己(ワタナベ)

◇S・バンタム級
クレイジー光(三谷大和スポーツ)vs.吉岡新(マナベ)

◇フェザー級
内山大志(ワールドスポーツ)vs.柿元蓮(ワタナベ)
西川勇気(角海老宝石)vs.平野和憲(KG大和)

◇S・フェザー級
ドミニク謙心(リングサイド)vs.牧山統一(拳誠)
千葉豪毅(横浜光)vs.丸岡宣男(高崎)

◇ライト級
浦川大将(帝拳)vs.相澤祐貴(RK蒲田)

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