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スター候補と五輪金メダリストが早くも火花

ガルシアvs.キャンベル WBCライト級暫定王座戦 
スター候補と五輪金メダリストが早くも火花

2020年10月9日 12時08分

 ゴールデンボーイプロモーションズとDAZNは9日、12月5日にライアン・ガルシア(米)とルーク・キャンベル(英)のWBCライト級暫定王座決定戦を開催すると発表した。試合会場は未定。

 デビューから20戦無敗(17KO)、インスタグラムのフォロワー数735万人を誇る22歳のスーパースター候補ガルシアの“初世界戦”が正式に決まった。ガルシアは「今年はだれにとっても厳しい年だったが、それを忘れさせるような時間をファンに提供できることに興奮している。といっても私の歩んだ道からしてせいぜい数分のことだが」と自信満々にコメントした。

 対するロンドン五輪金メダリストのキャンベルはホルヘ・リナレス(帝拳=ウクライナ)戦、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)戦に続いて3度目の世界挑戦。33歳のキャンベルは「彼は高く評価されているが、世界チャンピオンにはまだ遠く、まだ挑戦には早い。レベルの違いを証明する」と意気込んだ。

 ガルシアを人気先行と見る向きもあり、これを意識して本人も「疑いを持っている人たちが間違いであることを証明する準備はできている」と自分の実力を認めない人たちを黙らせようと燃えている。

 また、ガルシアが「これは始まりにすぎない」というように、WBCはロマチェンコがフランチャイズ王者で正規王者にデビン・ヘイニー(米)が君臨しており、ガルシアとキャンベルの勝者がヘイニーに挑戦する流れ。王座統一なくして真のスーパースターにはなれず、ガルシアにとっては最初の関門といえる試合となりそうだ。

■ライト級世界王者
WBAスーパー ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
WBA ジャーボンテ・デイビス(米)
WBAゴールド イバン・メンディ(仏)
WBCフランチャイズ ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
WBC デビン・ヘイニー(米)
IBF テオフィモ・ロペス(米)
WBO ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

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