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フューリー別プラン浮上 ワイルダー側否定

ヘビー級注目戦 フューリーvs.ワイルダー3延期? 
フューリー別プラン浮上 ワイルダー側否定

2020年10月13日 9時55分

 年内の開催を目指しているWBCヘビー級王者タイソン・フューリー(英=写真右)vs.前王者デオンテイ・ワイルダー(米=写真左)第3戦が中止、あるいは延期される可能性が出てきた。フューリーは12月5日ロンドンで別の相手と防衛戦を行う計画を明かした。ESPNドットコムなどが伝えた。

 フューリーvs.ワイルダー3はコロナパンデミックの影響でスケジュールが後送りとなり、現状では12月19日にラスベガスのアメフトの新スタジアムで開催が計画されている。まだ正式発表に至っていない。

 これに関してフューリーは「私は12月19日で合意している。こちらはトレーニングに入っているし準備しているのに彼ら(ワイルダー陣営)は来年まで延ばそうとしている」と発言。

 米国のトップランクとフューリーを共同プロモートするフランク・ウォーレン氏は「両陣営で実現に向けて努力しているけど、中止になるかもしれない。来年になる話もある。タイソンは今年中にやりたいと言うしトレーニングに励んでいる」と英国メディアに語っている。

 そして12月5日、ロンドンの老舗会場ロイヤル・アルバート・ホールでランキングボクサーの1人とリングに立つプランを明かした。イベントが開催される場合、ウォーレン氏の選手でL・ヘビー級ランカーのアンソニー・ヤードとリンドン・アーサー(ともに英)のサバイバルマッチも組まれるという。

 フューリー側の動きに対してワイルダーのシェリー・フィンケル・ビジネスマネジャーは「それは間違っている。試合(第3戦)の契約は有効だ」と反論。しかし以前、ワイルダーとアンソニー・ジョシュア(英)との統一戦が長い交渉を経て実現しなかった例があるだけにフューリー陣営は疑心暗鬼になっているようだ。

 3冠統一王者ジョシュアとIBFの指名挑戦者クブラット・プレフ(ブルガリア)との一戦も12月9日開催が有力ながらまだ発表されておらず、年内のヘビー級の動向から目が離せない。

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