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セミのバンタム級8回戦は中止に

試合前日PCR検査で初 選手とセコンドが陽性反応 
セミのバンタム級8回戦は中止に

2020年10月13日 13時54分

 日本ボクシングコミッション(JBC)は13日、同日後楽園ホールの興行に出場予定だった石川春樹(RK蒲田)と40代男性チーフセコンドがPCR検査で陽性反応を示したと発表した。石川と日本バンタム級7位千葉開(横浜光)による同級8回戦は中止となった。

 陽性反応を示した2人はともに無症状。試合前日の検査で陽性反応者が出たのは7月の興行再開以来初めてとなった。JBCは13日午前9時から出場選手と担当レフェリーらの抗原検査を実施し、全員陰性であったことから興行は行われる。

安河内剛JBC本部事務局長の話「試合出場選手、チーフセコンドに感染者が出たのは7月12日に興行を再開してから初めてのケースであり、感染拡大防止については、保健所、自治体と情報の提供などを通じてできる限りの協力をして参ります。

ガイドラインに従い試合前日のPCR検査の実施、検査後の分離措置など、コロナ対策を万全に行ってきたつもりですが、コロナ下におけるスポーツ活動の難しさに直面いたしました。今後は、再発の防止とさらなる感染対策の強化を図り、コロナ下においていかにしてスポーツ活動を維持していけるかを協議、実践し最善を尽くす所存です」

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