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大橋会長「井上はモロニーをすごく研究している」

井上尚弥ラスベガス防衛戦「この調子で乗り込む」 
大橋会長「井上はモロニーをすごく研究している」

2020年10月15日 17時30分

 大橋ジムの大橋秀行会長が15日、オンラインで記者会見を開き、31日(日本時間11月1日)にラスベガスでジェーソン・モロニー(オーストラリア)と防衛戦を行うWBAスーパー・IBFバンタム級王者、井上尚弥(大橋)の調整ぶりについて説明した。

順調に調整を続ける井上=写真提供:大橋ジム

 井上は週3日のペースでスパーリングを重ね、17日に国内最後のスパーリングをする予定。先週からはパートナーを松本亮と松本圭祐の2人に絞り、今までは同じフロアで練習していたプロ選手の練習時間を変えてもらった。現在は井上とパートナー、弟の拓真だけで練習をしている。すべては新型コロナウイルスの感染予防対策だ。

 無観客試合を想定して「音楽なし」の練習は継続してやってきた。「音楽をかけるとかけないとではジムの雰囲気がまったく違う」と大橋会長。同じフロアにいる選手は井上を含めて数人だから、パンチの音だけが響くようなシーンとした中で練習してきたというわけだ。

オンラインで会見する大橋会長

 これまでとの試合との違いを問われた大橋会長は、「今回はモロニーをすごく研究しているという印象を受ける」と指摘した。モロニーの打ち出し、コンビネーション、距離の取り方を想定しての練習は、ガードが固く「穴が少ない」と見る挑戦者をいかにして崩すか、そして倒すのかにつながっている。

 有利予想で試合内容を問われるプレッシャーに加え、現地では行動制限もあり、いつもと事情が異なる中でのラスベガス・デビュー戦。ナーバスにならず、いつも通りにトレーニングを淡々と続けてきたという井上は16日にPCR検査を受け、18日に日本を旅立つ。

井上尚弥のコメント「土曜日で日本でのスパーリングを終えますが、日本での練習は納得の行く練習が出来ました 体重も予定通り行ってるのでこの調子でラスベガスに乗り込み最高の試合をみせます!」

 

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