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粟生が公開練習、3階級制覇に意欲

2013年11月6日 15時57分

 10日の両国国技館でエドガー・ロメリ(メキシコ)とのライト級10回戦に臨む元世界2階級制覇王者の粟生隆寛(帝拳)が6日、都内のジムで練習を公開した。今後のプランについて「いまの時点では3階級制覇に目がいっている」と語り、10日の試合をステップに3階級制覇に挑む気持ちを明かした。

粟生隆寛(ボクシングニュース)
シングルボールで汗を流す粟生

 昨年10月ガマリエル・ディアス(メキシコ)にいいところなく敗れてWBC世界S・フェザー級王座から陥落。どん底からこぎつけた7月の再起戦に快勝した粟生は「ライト級で試合をして体がしっくりきた。この階級が動きやすいウエートなのかなと思う」と階級アップに手ごたえを感じた。

 技術面では昨年からキューバ人トレーナー、イスマエル・サラス氏の指導を受け、攻防一体のボクシングに磨きをかけてきた。「動いては打って、動いては打って、止まることのないボクシングを目指してきた。無駄なステップが減り、良くなってきたのかなとは思う」とは本人の感想だ。

 ボクシングに改良を加え、階級を上げて新たな勝負に出るというのが粟生のプランであり、そのためには世界前哨戦ともいえる10日の試合に勝利することが第一歩となる。「こいつにタイトルを挑戦させてもいいと思ってもらえるような試合をみせたい」。1年ぶりとなる日本のリングで粟生が3階級制覇チャレンジをアピールする。

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