平岡アンディ4回TKO勝ち ラスベガス2勝目
2020年11月1日 11時10分
2020年11月1日 10時27分
ロンドン・ウェンブリーのSSEアリーナで31日(日本時間1日)行われたヘビー級12回戦で、クルーザー級の“比類なき”チャンピオンからヘビー級に転向して王者を目指すオレクサンドル・ウシク(ウクライナ=写真)が上位ランカーのデレク・チゾラ(英)に3-0判定勝ち。ウシクはチゾラが保持していたWBOインターコンチネンタル・ヘビー級王座を獲得した。
予想不利のチゾラがパンチを強振して突進。初回、右を浴びせるとウシクはコーナーマットに飛ばされる。続く2回にも右フックを決めたチゾラは4回あたりまで攻勢を持続。このラウンド、スリップと判定されたが右でウシクをキャンバスに送り、番狂わせの予感も感じられた。
5回、立て直しを図るサウスポーのウシクが左をヒットして挽回。7回にはコンビネーションを見舞ってチゾラにダメージを与える。前半の飛ばし過ぎがたたってか、チゾラはスローダウン。8回にはウクライナ人の連打に晒され四苦八苦。しかし時おりパンチを振りまわすチゾラに、ウシクはあと一歩踏み込めない。
その後、迎撃にシフトしたウシクに、チゾラはまた息を吹き返し前進してプレスをかける。最後はアウトボクシングに徹したウシクが117-112、115-113×2のスコアで勝利アナウンスを受けた。
ウシク(33)は「今回が本当のヘビー級のテストで、(チゾラは)ビッグでハードな男だった」と振り返った。また3冠統一王者アンソニー・ジョシュアが観戦したことを聞かれると「今後のことはゆっくり休んで考える」と明言を避けた。
WBO1位のウシクはジョシュアの指名挑戦者。ジョシュアが12月5日にクブラット・プレフと防衛戦が締結し、来年はタイソン・フューリーとの統一戦が有力視されるだけに、ウシクは微妙な立場にいる。Photo/SUMIO YAMADA
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