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京口紘人の世界戦中止を徹底調査 コロナ対策協議会

2020年11月11日 8時04分

 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会は10日、オンラインで新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、3日に開催予定だったWBA・L・フライ級タイトルマッチが中止になった事態を受け、感染経路やジム内での安全管理について詳細に調査することなどを決めた。

 3日のタイトルマッチは、スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)とチーフトレーナーが前日のPCR検査で陽性と判明。国内ではコロナ後初の世界タイトルマッとして注目を集めていた試合は中止に追い込まれた。

 安河内剛JBC本部事務局長は「このようなことが続くとボクシング興行が難しくなる。連絡協議会名で調査し、その調査結果をもとに次回の世界タイトルマッチを許可するかどうかを決める」と厳しい姿勢を打ち出した。

 調査期間は2週間程度で、まずは感染経路のほかワタナベジムがジム内でどのような安全対策をしていたかを報告させる。同ジムでは2人を含めて計5人の陽性者が確認されている。

 また、他ジムへの出げいこをする場合、これまでのようにプロ選手だけでなく、アマチュア選手やプロテストを受ける練習生についても検査を受けさせ、JBCに届け出ることも確認された。

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