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WBA・S・ミドル級スーパー王者のスミスと

“PFPキング”カネロ FA宣言後の初戦12.19決定 
WBA・S・ミドル級スーパー王者のスミスと

2020年11月18日 11時03分

 最近の報道で対戦が濃厚といわれたパウンド・フォー・パウンド(PFP)キングのサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真左)とWBA・S・ミドル級スーパー王者カラム・スミス(英=同右)の同級タイトル戦が12月19日、開催される運びとなった。会場はテキサス州のダラス、サンアントニオなどが候補に挙がっており後日発表される。17日、カネロが自身のSNSで発信した。

 先週、プロモーターのゴールデンボーイ・プロモーションズ、大型契約を結んでいたストリーミング配信のDAZNとの関係を打ち切り、フリーエージェント(FA)を宣言したカネロは、年内のリング復帰を切望。12月18日、19日、20日のいずれかになると語った。そして相手はWBA・S・ミドル級スーパー王者カラム・スミスが有力となっていた。同級のレギュラー王者カネロは挑戦者としてリングに上がる。

 プロモーターはスミスを擁するエディ・ハーン氏のマッチルーム・ボクシングで、米国ではDAZNが中継する。カネロはFAの立場で出場する。

 スミスの前に有力候補に挙がったIBF・S・ミドル級王者カレブ・プラント(米)は今回見送りとなったが、所属するPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)は来年カネロと対戦する可能性があると明かしている。同じく対戦が有力視された同級WBO王者ビリー・ジョー・サンダース(米)は12月4日ロンドンでマーティン・マーレイ(英)と防衛戦を予定している。

 30歳のカネロ(53勝36KO1敗2分)は昨年11月、セルゲイ・コバレフ(ロシア)とのWBO・L・ヘビー級タイトルマッチ以来およそ1年1ヶ月ぶりの試合。現在はミドル級でWBAスーパー、WBCフランチャイズに認定され、S・ミドル級でWBAレギュラー王座を保持する。

 同じく30歳のスミス(27勝19KO)はS・ミドル級でリング誌ランキングの1位。身長は190センチあり、173センチのカネロとはかなりの体格差がある。兄のリアム・スミスが16年9月、WBC・S・ウェルター級王者だったカネロに9回KOで敗れており、スミスにとっては兄の敵討ちというテーマもある。こちらも昨年11月以来の試合だ。

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