“浪速の狂拳”亀田京之介が移籍初戦TKO勝ち
元近大監督の浅井大貴は無念、デビュー戦黒星
2020年11月28日 23時52分
2020年11月28日 18時24分
ミドル級で2度世界王座に就いたダニエル・ジェイコブス(米)が27日(日本時間28日)、米フロリダ州ハリウッドで2度世界挑戦歴があるガブリエル・ロサド(米)とS・ミドル級12回戦。今後を占う意味でも内容が注目されたが、僅差の2-1判定勝ちに終わった。
試合前、舌戦を繰り広げた2人だったが、スタートから静かな攻防で進行。名将フレディ・ローチ・トレーナーがコーナーに就いたロサド(34)は激闘スタイルを封印してアウトボクシングを展開。それでも前半はパンチの正確さでジェイコブス(33)が優勢に進めた。
しかしダメージングブローを回避したロサドは中盤からボディー打ち、右で挽回。小差のラウンドを抑えてスコアカードを接近させる。最終回、ジェイコブスが右を決めて終了。スコアは割れ、一人が115-113でロサドを支持したが、他の2人は115-113でジェイコブスだった。
ジェイコブス(37勝30KO3敗)は「ベストなパフォーマンスでなかったことをファンに謝りたい。次回はビッグネームを相手にベターなショーを約束する」と語った。来月リングに登場するビリー・ジョー・サンダース、カネロ・アルバレスvs.カラム・スミスの勝者らにターゲットを据える。
一方これまでゲンナジー・ゴロフキンとピーター・クイリンに挑戦歴があるロサド(25勝14KO13敗1分1無効試合)は判定に不満。最初、リングアナの間違いで勝利コールを受けたことも後味の悪さを残した。
セミのIBFインターコンチネンタル・ウェルター級王座決定戦はリオデジャネイロ五輪金メダリスト、ダニヤル・ウレウシノフ(カザフスタン)が元S・ライト級2冠王ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)を初回と2回に倒して1回1分24秒TKO勝ちで戴冠した。ウレウシノフ(29)は10勝6KO無敗。
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