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富岡樹は健闘及ばず判定負け
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2020年12月14日 月曜日

S・ライト級第一人者 岡田博喜が再起戦に勝利 
富岡樹は健闘及ばず判定負け

 元日本、WBOアジアパシフィックS・ライト級王者の岡田博喜(角海老宝石)が14日、後楽園ホール「SLUGFEST」のセミに登場。日本ライト級5位の富岡樹(REBOOT.IBA)に3-0判定勝ち。昨年11月、アメリカで敗れて以来の試合に勝利した。

岡田(右)は中盤からペースを手にした

 米トップランク社と契約し、19年はアメリカで2戦したものの元ライト級世界王者ライムンド・ベルトラン(メキシコ)、ハビエル・モリナ(米)に連敗した岡田が再スタートのリングに上がった。若き実力者、富岡は今年2月、日本ライト級王者の吉野修一郎(三迫)に敗れてからの再起戦となった。

 スピードのある選手同士、初回から鋭いジャブを激しく交換した。積極的なのは岡田。左から右につなげていくが、待ち受ける富岡はスピード感あふれる左ジャブ、左フックで応戦。2回に岡田の右目が腫れてきた。

 富岡は4回に岡田のパンチで右目上部をカット。競った試合から抜け出したのは岡田だった。狙っていた右が5回に決まりはじめ、前に出て試合を組み立てる。富岡は鼻血も多く出て見た目は苦しくなったが、最終回は盛り返してフィニッシュした。

 スコアは77-75×3。攻撃的だった31歳の岡田は20勝13KO2敗。23歳の富岡は7勝2KO4敗1分。

岡田の話「やりづらかったですけど自分が予想していたよりはやりづらくなかった。(いけると感じたのは)中盤にパンチが当たり始めたあたりです。(3回にもらったボディ)腹はめちゃめちゃ効いたんです。勝負を投げようかと思うくらい効きました。カウンターっぽかったと思います。パンチ力は警戒していなかったので。

うれしいというより次につながったという安心感がありますね。次? またアメリカでやりたいです。1回勝てばまたいけると話してくれる人がいて、それを信じてやるしかないです」

小田に右を決める鈴木(右)

◇S・ライト級6回戦
鈴木雅弘(角海老宝石)[TKO3回1分4秒]小田貴博(グリーンツダ)
 日本ライト級3位の鈴木が2013年全日本新人王で3年4ヶ月ぶり復帰の小田と対戦。鈴木は初回から10センチ以上背の高い小田にジャブ、左右のフックを決めて優勢。3回に右ストレートからコーナーに詰め、左フックでダウンを奪うと、立ち上がった小田に右を打ち込んでキャンバス送りにすると即ストップとなった。鈴木は5勝3KO。元気のなかった小田は10勝8KO6敗。

◇S・バンタム級8回戦
中川抹茶(角海老宝石)[3-0(80-72×3)]諏訪亮(SUN-RISE)
 日本S・バンタム級12位のサウスポー中川が初回から左のタイミングを合わせた。足を使って諏訪の攻撃をかわし、左を上下、内外と使い分けて理想的な試合運び。フルマークで勝利した。中川は14勝5KO2敗1分。3連敗の諏訪は11勝2KO4敗。

◇ミドル級8回戦
酒井幹生(角海老宝石)[3-0(79-73×2、78-74)]甲斐斗志広(宮崎ワールド)
 昨年B級デビューした酒井が初回、右ストレートを上下に打ち分け、甲斐にロープを背負わせてコンビネーションを立て続けに決めた。酒井はKOペースかと思われたが、2回以降は手数が減り、サウスポー甲斐が立て直す。スピードで上回る酒井は終盤、再び右ストレート、左フックを何度もきれいに決めたが、ダウンまでにはいたらなかった。35歳の酒井は3勝。甲斐は6勝2KO12敗3分。

◇フェザー級4回戦
佐藤洸輔(角海老宝石)[TKO1回2分58秒]平良龍輝(金子)

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