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191㎝スーパー王者をどう料理するか見もの

カネロあすスミスと対戦 S・ミドル2冠戦 
191㎝スーパー王者をどう料理するか見もの

2020年12月19日 10時29分

 パウンド・フォー・パウンド・キングのサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)があす19日(日本時間20日)、米サンアントニオのアラモドームでWBA・S・ミドル級スーパー王者のカラム・スミス(英)と対戦する。前日計量は両選手ともにリミットの168ポンド(76.20キロ)で合格した。試合はWBC同級王座決定戦も兼ねる。

カネロ(左)とスミス。WBA王座に加えWBCベルトもかかる

 スーパースターのカネロ(53勝36KO1敗2分)が長年連れ添ったゴールデンボーイプロモーションズ(GBP)とのゴタゴタにけりをつけ、フリーエージェントとなって昨年11月のセルゲイ・コバレフ(ロシア)戦以来、1年1ヶ月ぶりにリングに戻ってくる。対戦相手のスミスはS・ミドル級最強と評価の高い相手。身長18センチ差をどう克服するかに興味が集まる。

 カネロが勝利の場合は元ミドル級3冠王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との第3戦に進むのか、S・ミドル級で他団体王者との統一戦を選択するのか。この試合の結果が今後の行方も左右しそうだ。

 一方、WBSS同級優勝の実績を誇るスミス(27勝19KO)はカネロを撃破すれば一気にスターダムにのし上がるチャンス。兄リアムが16年にカネロに敗れてWBO・S・ウェルター級王座を失っており、兄の敵討ちというテーマもある試合だ。

 英ブックメーカー、ウィリアムヒルのオッズはカネロの勝利が1.22倍、スミスが4倍。WBAレギュラー王者のカネロがスーパー王者のスミスより優位に立っている。Photo by Ed Mulholland

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