あす東日本新人王決勝 全勝ホープ多数登場
2020年12月19日 17時12分
2020年12月19日 11時38分
元ミドル級3冠王者で現IBF世界同級王者ゲンナジー“GGG”ゴロフキン(カザフスタン=写真)が18日(日本時間19日)、米フロリダ州ハリウッドで指名挑戦者カミル・シェルメタ(ポーランド)に7回終了TKO勝ち。初防衛に成功した。通算すると世界王座は21度目の防衛になる。
ゴロフキンは昨年10月、セルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)とのIBF王座決定戦を小差の3-0判定で制し、王座返り咲きをはたして以来の試合。初回、正統派のシェルメタが手数で勝負に出たが、ゴロフキンがペースを握るまでに時間はかからない。懐に潜り込んだ状態から左フックで最初のダウンを奪ったのは初回だった。
ゴロフキンとシェルメタの違いはジャブの重さ。ゴロフキンはズドンと重厚なジャブを打ち続け、2回にも右フックを効かせてダウンを追加。3回にペースアップして仕留めにかかると、4回に右フックから左フックをフォローしてこの試合3つめのダウンを奪った。
無敗のシェルメタは起き上がるたびに手を出し、右をゴロフキンに打ち込むなどタフネスぶりを発揮。そんな挑戦者をゴロフキンはアッパー、左ボディ、右で痛め続け、7回にジャブのダブルでシェルメタをキャンバスへ。7回終了時に主審がTKOを宣告した。
38歳のゴロフキンは41勝36KO1敗1分。あすWBA・S・ミドル級スーパー王者カラム・スミス(英)と対戦する宿敵サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との第3戦を最大目標とするが、本人は強い相手とならだれとでもやるという姿勢をアピールした。シェルメタは21勝5KO1敗。
■ミドル級世界王者
WBAスーパー サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)
WBA 村田諒太(帝拳)
WBCフランチャイズ サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)
WBC ジャモール・チャーロ(米)
IBF ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)
WBO デメトゥリアス・アンドラーデ(米)
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