リング誌の年間MVPはフューリーとロペス
最優秀選手賞を35年ぶりに2人選出
2020年12月22日 10時12分
2020年12月21日 13時36分
年内の海外ボクシングはひと段落ついたが、日本国内はもうひと山ある。例年ほど年末興行が忙しくないとはいえ、魅力的な試合は盛りだくさん。今週末から大みそかにかけての注目試合をチェックしよう。
まずは26日、前WBO世界S・フェザー級王者の伊藤雅雪(横浜光)とOPBF・S・フェザー級王者、三代大訓(ワタナベ)の試合が東京・墨田区総合体育館でゴングとなる。実績で上回る伊藤が有利とはいえ、まだまだ底を見せていない三代が何かやってくれるのでは―という期待感が試合の興味をかき立てる。
この日は伊藤vs.三代だけでなく、セミにはベテランの世界ランカー赤穂亮(横浜光)が登場。さらにセミセミでは、いま最も元気は若手の一人と言える3試合連続初回KO勝ちの19歳、佐々木尽(八王子中屋)と石脇麻生(寝屋川石田)による日本ユースS・ライト級王座決定戦も用意された。
さらにはメキシコ帰りの“逆輸入ボクサー”坂井祥紀(横浜光)も登場。主催者も好カードにふさわしい盛り上がりにしようと張り切っており、楽しみな興行となっている。
同じ日、愛知・刈谷には充実の日本チャンピオン、矢吹正道(緑=WBO13位)が登場する。7月に日本王座を獲得した矢吹は今回が初防衛戦ながら将来を大いに嘱望される日本王者の一人。ベテランの大内淳雅(姫路木下)相手に実力をアピールしたいところだ。
会場が変更となった27日のエディオンアリーナ大阪にはグリーンツダの誇る元日本王者の矢田良太と奥本貴之、ホープの下町俊貴が登場する。また、11月に予定されていた元世界王者の高山勝成(寝屋川石田)と世界ランカー小西伶弥(SUN-RISE)の一戦もこのイベントに組み込まれた。一度はプロを退き、東京オリンピックを目指した高山の4年4ヶ月ぶりのプロ復帰戦として注目されている。
そして大みそかは“史上最高の日本人対決”と銘打たれた井岡一翔(Ambition)と田中恒成(畑中)によるWBO世界S・フライ級タイトルマッチが行われる。4階級制覇王者の井岡か、4階級制覇を狙う挑戦者の田中か。予想は拮抗している。
セミには元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(Ambition)が登場。WBOアジアパシフィック・バンタム級王者、ストロング小林佑樹(六島)への挑戦は、比嘉がバンタム級で世界を狙えるかどうかが問われる試合となるだろう。
■12月26日 カケルホールディングス Presents A-SIGN BOXING 東京・墨田区総合体育館
ライト級10回戦
伊藤雅雪(横浜光)vs.三代大訓(ワタナベ)
S・バンタム級8回戦
赤穂亮(横浜光)vs.中村祐斗(市野)
日本ユースS・ライト級王座決定戦
佐々木尽(八王子中屋)vs.石脇麻生(寝屋川石田)
■12月26日 GREEN DREAM vol.13 愛知・刈谷市あいおいホール
日本L・フライ級タイトルマッチ
王者・矢吹正道(緑)vs.挑戦者・大内淳雅(姫路木下)
■12月27日 新人王西軍代表決定戦 エディオンアリーナ大阪第2競技場
■12月27日 CRASH BOXING vol.21 エディオンアリーナ大阪第2競技場
ウェルター級8回戦
矢田良太(グリーンツダ)vs.出田裕一(三迫)
53.0キロ8回戦
奥本貴之(グリーンツダ)vs.古谷昭男(六島)
L・フライ級6回戦
小西伶弥(SUN-RISE)vs.髙山勝成(寝屋川石田)
日本ユースS・バンタム級タイトルマッチ
王者・下町俊貴(グリーンツダ)vs.干場悟(蟹江)
■12月31日 東京・大田区総合体育館
WBO世界S・フライ級タイトルマッチ
王者・井岡一翔(Ambition)vs.挑戦者・田中恒成(畑中)
WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ
王者・ストロング小林佑樹(六島)vs.挑戦者・比嘉大吾(Ambition)
2025年5月11日 18時05分
2025年5月11日 3時11分
2025年5月10日 16時45分
2025年5月10日 5時09分
2025年5月9日 8時11分
2025年5月9日 8時09分