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デイビス、ヘイニー、ガルシア…2021年展望
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2021年1月7日 木曜日

ライト級が面白い! 4冠王者ロペスの狙いは? 
デイビス、ヘイニー、ガルシア…2021年展望

 ライト級が熱く燃えている―。昨年10月、テオフィモ・ロペス(米)が3冠王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を退けて4冠王者となり風雲急を告げたライト級。年明けには人気抜群のライアン・ガルシア(米)がWBC暫定王座に就いてトップ戦線に絡んできた。2021年のライト級戦線を占う。

WBC暫定王者ガルシア(左)と正規王者ヘイニー

“SNS”チャンピオンのガルシアが五輪金メダリスト、ルーク・キャンベル(英)にエキサイティングな勝利を飾ったことでライト級が面白くなってきた。22歳のガルシアの標的は同い年のWBC正規王者デビン・ヘイニー(米)だ。

 ガルシアは試合後、ダラスまで観戦に訪れたヘイニーに対戦を呼びかけ、しっかり前景気をあおった。WBCもヘイニーとガルシアの対戦をオーダーする見通しで、2021年に両者が相まみえる可能性は高いだろう。

 こうした動きを山の頂から見守るのが4冠王者のロペス(23)だ。ロペスはロマチェンコに勝利したことで、同世代のライバルとみられていたガルシアやヘイニーを完全に出し抜いてトップに立った。

4冠王ロペス(左)とWBAスーパー王者デイビス

 ガルシアとヘイニーが対戦するなら、ロペスの対戦相手候補として最も期待が集まるのがWBA正規王者のジェルボンテ・デイビス(26=米)だ。無敗のデイビスは昨年10月、4階級制覇王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)にスペクタクルな6回KO勝ち。24勝23KO無敗という戦績からもロペスの対抗馬として期待が集まる。

 そんなデイビスについて、ロペスは「彼は122ポンド(S・バンタム級)のサンタクルスをノックアウトしただけ」(TMZスポーツのインタビュー)と斬り捨てる。サンタクルスはS・バンタム級ではないが、ライト級以下を主戦場としてきたことは事実。もちろん「いつでもやってやる!」と言うことは忘れていない。

 ロペスは2021年に3試合を希望している。トップランク傘下のロペスがPBC傘下のデイビスとの交渉が成立するかは不明で、まずはIBF指名挑戦権を得ているジョージ・カンボソスJr(オーストラリア)あたりが無難な相手か。いずれにしても2021年のロペスはビッグマッチに狙いを定め、あまりに実現しないようなら業を煮やしてS・ライト級への転向、と考えているのではないか。

 一方、ロペスに敗れたロマチェンコは階級を下げると見られていたが、本人はライト級にとどまる考えを示している。ロペスとの再戦を望みながら前回の契約に再戦条項はないため、リマッチは厳しいとされている。また、12月にフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)を下した一気に名を上げた中谷正義(帝拳)がトップ戦線にどう絡んでいくかも注目の的。トップランクの御大、ボブ・アラム氏の描くシナリオに期待が集まる。

■ライト級世界王者
WBAスーパー テオフィモ・ロペス(米)
WBA ジェルボンテ・デイビス(米)
WBAゴールド イバン・メンディ(仏)
WBCフランチャイズ テオフィモ・ロペス(米)
WBC デビン・ヘイニー(米)
WBC暫定 ライアン・ガルシア(米)
IBF テオフィモ・ロペス(米)
WBO テオフィモ・ロペス(米)

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