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カネロ、井上尚弥、クロフォードは不動 新たな動きは?
2021年1月11日 12時02分
2021年1月10日 9時58分
WBAは9日、2021年の年間アワードを発表した。最優秀選手賞にはS・ミドル級スーパー王者のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)を選出した。女子MVPはライト級4冠王者のケイティ・テイラー(アイルランド)。
WBAのミドル級スーパー王座とS・ミドル級レギュラー王座を保持していたカネロは12月、S・ミドル級スーパー王者だったカラム・スミス(英)と対戦して12回大差判定勝ち。WBAはカネロが契約問題などでリングから遠ざかった間もジムでトレーニングを続け、チャンスが訪れるやいなや最高のパフォーマンスをしたことに賛辞を送った。
年間最高試合とKO賞はライト級王者のジェルボンテ・デイビス(米)。デイビスは10月、S・フェザー級スーパー王者のレオ・サンタクルス(メキシコ=米)と対戦し、6回に強烈な左アッパーを決めてサンタクルスを失神させた。
新鋭賞はS・フライ級王者のジョシュア・フランコ(米)。フランコは6月、アンドリュー・モロニー(オーストラリア)を下してコロナによる興行休止後初の新世界チャンピオンに輝いた。11月の再戦は物議を醸す無判定試合となったが、WBAは「このクラスの重要なキャストの1人になった」と称えている。
最優秀トレーナー賞はデリック・ジェームズ(米)。S・ウェルター級スーパー王者のジャーメル・チャーロ(米)、ウェルター級2冠王者(WBC&IBF)のエロール・スペンスJr(米)らを指導しているトレーナーだ。Photo/SUMIO YAMADA
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