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WBO指名挑戦者ウシクが権利アピール
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2021年1月12日 火曜日

ヘビー級夢の対決 ジョシュアvs.フューリーに障壁? 
WBO指名挑戦者ウシクが権利アピール

 ヘビー級4団体統一戦、3冠王者アンソニー・ジョシュア(英)とWBC王者タイソン・フューリー(英)とのメガファイトの行方がファンをやきもきさせている。仕掛け人であるマッチルームボクシングのエディ・ハーン氏は実現に自信を見せているが、ここに来てWBO指名挑戦者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ=写真)陣営があらためて権利を主張している。

 ウシクは18年にWBSSクルーザー級を制して同級4冠を達成。翌年クラスを上げ、WBO指名挑戦者の立場を確保した。しかし、王者ジョシュアはアンディ・ルイス(米)に敗れて、直接再戦で王座を取り戻し、昨年12月はIBF指名挑戦者クブラット・プレフ(ブルガリア)に勝利。源左はフューリーとの“イギリス史上最大のヘビー級対決”にばく進しており、ウシクは完全に後回しにされている形だ。

 ジョシュア×フューリーの報道において「ウシクは道を譲った」とも応じられたが、ウシクのマネジャーはスカイスポーツの取材に対し「暫定王座決定戦の話、そしてジョシュアとフューリーが試合後すぐに(勝者が)WBO王座を返上するという話があった。でもウシクはWBOの指名挑戦者。ウシクの同意なしにジョシュア×フューリーは実現しない」と強く権利を主張した。

 ウシクは次戦でノンタイトル戦をはさむつもりはなく、あくまで世界タイトルマッチを希望する。となればジョシュアがフューリー戦を優先するなら試合前にWBO王座を返上し、ウシクが別の選手と王座決定戦という解決法もある。

 しかしジョシュアは3冠王者のままフューリーと対戦したいし、ウシクも無名選手よりもジョシュア×フューリーの勝者と戦うことを望んでいるはず。いったんタイトルを獲得してからという道もあるが、ここはハーン氏に貸しを作っておいたほうがいいと判断するのではないだろうか。

 つまりは「解決方法は必ずある」と話すハーン氏とウシク陣営の話し合いが今後のポイントとなる。ウシク陣営は相応の待ち料といつまでに対戦できるという約束がほしいはずで、マネジャーの発言は交渉に向けてのくさびという意味合いが強いのだろう。

 ハーン氏はジョシュア×フューリーを5月か6月に実現せる計画だ。せっかくのメガフェイトだけに、やっぱりヘビー級4団体統一戦という看板はほしいところ。今後は水面下で激しい交渉が繰り広げられそうだ。Photo/SUMIO YAMADA

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