井上拓真が貫禄勝ち 再び兄弟世界王者へ第一歩
東洋太平洋王者の栗原慶太は強打空転
2021年1月14日 20時08分
2021年1月14日 19時17分
「第75回フェニックスバトル」が14日、後楽園ホールで開催され、セミでは2019年の全日本ミニマム級新人王の20歳、森且貴が18年の全日本新人王、竹田宙(S&K)に勝利してデビューからの連勝を8(1KO)に伸ばした。昨年7月にB級デビューした21歳の中垣龍汰朗と松本圭佑はプロ2戦目にKO勝ち。大橋ジム期待の同級生3人がそろって勝利した。
◇ミニマム級8回戦
森且貴(大橋)[3-0(77-75×3)]竹田宙(S&K)
日本ミニマム級13位の森と14位の竹田が対決。森が初回から積極的に手を出し、サウスポーの竹田も2回に右フックを効果的にヒットして対抗した。その後も森が前に出て、竹田が足を使いながら応戦する展開。森が攻勢をアピールしながらも、5回は竹田が左アッパー、右フックをきれいに決めた。
後半も両者ともに譲らず、よく動き、よく手を出した。竹田のパンチが決まるシーンも少なからずあったが、しつこく攻め続け、手数で上回った森に軍配が上がった。初8回戦で勝利の森は8勝1KO。竹田は6勝1KO2敗。
◇58.0キロ6回戦
松本圭佑(大橋)[TKO1回2分26秒]ベジータ石川(折尾)
元日本、OPBFフェザー級王者、松本好二さんの長男である松本がプロ2戦目。立ち上がり、サウスポーの石川の振り下ろした左がヒットして会場がざわめくが、石川の見せ場はここまで。松本がグイグイと石川を追い詰め、右ストレートを決めて最初のダウンを奪うと立ち上がった石川に連打を浴びせてストップとなった。松本は2勝2KO。5連敗となった石川は3勝1KO13敗2分。
松本「前の試合と同じようにもらってしまったので学んでいない。1ラウンドはじっくり慌てないでいけということだったんですけど難しいです。(セコンドに父親がいて)心強い半面、心配な気持ちも伝わってくるので、力つけて心配させないようにしたい。2021年は試合ができること自体がありがたいので、一戦一戦勝っていけるようにコツコツがんばっていきたい」
◇S・フライ級6回戦
中垣龍汰朗(大橋)[KO4回2分26秒]興法裕二(新日本木村)
宮崎・日章学園高、東農大(中退)で活躍した中垣のプロ2戦目。同じサウスポーの興法は変則タイプで、中垣はスタートから狙いすぎの印象もあったが、4回に左ストレートを決めるとこのチャンスを逃さずボディを攻めて興法をキャンバスへ。10カウントとなった。中垣は2勝2KO。興法は10勝3KO6敗2分。
中垣の話「デビュー戦のときとはまた違った感覚だったけど、いろいろなボクシングを展開できるようになりたい。今年はこういう状況なので何試合できるか分からないけど、デビューするときに2年以内に世界チャンピオンになると言ったので、それが実現できるようにがんばりたい」
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