あすWOWOWエキサイトマッチはタイソン特集
ゲストは初の総合格闘家 那須川天心
2021年1月16日 8時51分
2021年1月15日 16時54分
あす16日後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」の計量が15日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインのOPBFウェルター級タイトルマッチに出場する王者の長濱陸(角海老宝石)が66.1キロ、挑戦者12位の豊嶋亮太(帝拳)が66.3キロで合格した。
チャンピオンの長濱(29=12勝4KO2敗1分)は昨年2月、評価の高かった無敗のクドゥラ金子(本多)との王座決定戦を制してタイトル獲得。今回が初防衛戦となる。
「失うものがあるということが重圧になる」と分析する初防衛戦に向けては「相手に付け入る隙がないようにと思って練習してきた」と全体的なレベルアップを心がけてきた。持ち前のフィジカルの強さと射程の長いジャブに加え、足を使う相手を追い詰める練習などでボクシングの幅を広げてきた。
挑戦者の豊嶋を「打ち合いもアウトボクシングにできる。いろいろできる選手で警戒している」と評価しながら、「どの局面でも上回って最終的に逃げ道を失わせようと思っている」との言葉に強い自信がみなぎる。難しいと言われる初防衛を成功させて次のステップにつなげる考えだ。
2016年全日本新人王の豊嶋(25=12勝8KO2敗1分)はデビューから6年あまりで初のタイトルマッチを迎える。およそ1年4ヶ月ぶりの試合となるが、前回の試合で拳を脱臼したこともあり、「コロナをマイナスとは考えていない」とブランクにも前向きだ。
この試合に向けてはカルロス・ロレーナー、世界3階級制覇王者ホルヘというリナレス兄弟の指導を受けたというから頼もしい。カルロス・トレーナーからは「持ち味のパワーとスピードを使って勝ちにいけ」と鼓舞されており、「自分もそことハンドスピードは上回っていると自信を持って言える」と言葉に力を込める。
技術的には前に出たり、アウトボクシングをしたりと状況に応じたスタイルを使い分けを磨き、リングの外では食事や減量法も見つめ直した。「ボクシングをやっている以上、形のあるものを残したい」と豊嶋。2021年の帝拳ジム最初のタイトルマッチでもあり、勝ってジムに勢いをつけようともしている。
あすの興行は16時スタート。前座では角海老宝石ジムの新鋭、飯村樹輝弥(日大出身)、池側純(大阪商業大出身)、今優吾(拓大中退)がB級デビュー戦を行う。イベントの模様は16時からCS放送の日テレジータスで生中継。写真提供=角海老宝石ジム
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