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大商大出身の池側純もB級白星発進

元日大主将の飯村樹輝弥 デビュー戦初回TKO勝ち 
大商大出身の池側純もB級白星発進

2021年1月16日 18時31分

 角海老宝石ジムからプロ入りした元日本大主将の飯村樹輝弥、大阪商業大主将の池側純が16日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」でそろってデビュー戦を迎え、飯村が初回TKO勝ち、池側が判定勝ちで初陣を飾った。

飯村は初回に2度ダウンを奪って勝利

◇フライ級6回戦
飯村樹輝弥(角海老宝石)[TKO1回2分24秒]山田大輔(輪島功一S)
 2018年国体2位の実績を持ちアマ68勝13敗の飯村がB級デビュー戦。動きながら様子を探るサウスポーの山田にプレスをかけた飯村は初回中盤、山田の左を外して右を打ち込んで最初のダウンをゲット。立ち上がった山田に再び右を浴びせてダウンを奪うと、立ち上がったもののフラついた山田を主審が救った。山田は6勝1KO6敗。

リカルド・ロペスを尊敬する飯村

飯村の話「1ラウンドで倒す気はまったくなくて、アマチュアの試合からもだいぶあいたんでじっくりやろうと思ったけどタイミングが合った。小学校5年生からはじめたボクシングで、夢である世界チャンピオンを現実のものにするため一戦一戦確実に勝っていきたい」

デビュー戦勝利の池側(左)

◇S・バンタム級6回戦
池側純(角海老宝石)[3-0(60-54×3)]吉川翔(高砂)
 国体3位、アマ51勝15敗の実績を持つ池側がB級デビュー戦。池側が同じサウスポーの吉川にワンツーを打ち込むが、互いに手数は伸びず、試合は静かに進行した。池側は中盤から少しずつペースを上げ、左から右ボディにつなげるシーンを作ったものの、吉川がカウンター狙いでディフェンシブだったこともあり、見せ場を作ることはできなかった。吉川は4勝1敗3分。

阿知和(左)と住田はともに決め手を欠きドロー

◇53.1キロ8回戦
住田愛斗(角海老宝石)[引き分け1-1(77-75、75-77、76-76)]阿知和賢(ワタナベ)
 日本S・フライ級17位の阿知和と同18の住田のマッチアップ。住田が前に出てベテランの阿知和が動きながらかく乱。中盤から試合は白熱し、住田がプレスを強めて左フックを何度か決めた。しかし終盤は阿知和が手数で上回りドローとなった。住田は9勝1KO3敗1分。阿知和は12勝4KO15敗6分。

鶴海(右)は殊勲の勝利を飾った

◇54.5キロ6回戦
鶴海高士(寝屋川石田)[TKO6回2分10秒]今優吾(角海老宝石)
 B級デビュー戦となった拓大中退の今が長身から繰り出すジャブ、左フックで先制。ラウンドを重ね左ボディ、右ストレートにつなげていった。鶴海は徐々に圧力を強め、左右のフックで今に迫った。5回、距離がつまりボディで攻める今に対し、鶴海の右フックがヒット。今が逃げ切ると思われた6回、鶴海の右で今が大きくグラつくと主審が試合を止めた。鶴海は5勝2KO3敗1分。今はデビュー戦黒星。

◇ライト級4回戦
村上雄大(角海老宝石)[3-0(39-37×3)]清水直樹(M.T)

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