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四国初の福永宇宙か、花形ジム初の矢斬佑季か
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2021年2月20日 土曜日

全日本新人王あす決勝 注目はS・バンタム級 
四国初の福永宇宙か、花形ジム初の矢斬佑季か

 第67回全日本新人王決勝が21日、後楽園ホールで開催される。20日は計量が行われ、全12試合のうちS・フェザー級とS・ライト級の2試合の中止となった。2選手が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応を示したため。

 注目のS・バンタム級で拳を交える東軍代表の矢斬佑季(花形)と西軍代表の福永宇宙(黒潮)が計量後に試合に応じた。

矢斬(左)と福永 写真提供=花形ジム

 四国のジム初の全日本新人王を狙う福永は12月の西軍代表決定戦でMVPを獲得し、「新聞だったりテレビ局だったりが、自分の思っている以上の何倍も取り上げてくれた。会ったことのない人まで自分のことのように応援してくれている」というから地元ではかなり盛り上がっているようだ。

 デビューから無敗をキープしているが、ボクシングを始めたのは20歳で、キャリアはまだ2年余りと浅い。サウスポーと対戦するのも初めてで、対戦相手の矢斬を「冷静に相手を見据えて、いくときはいって引くときは引く」と高く評価するのも本音だろう。だからこそ今回の決勝に向けては大阪で計3週間の出げいこを行い、実力者とスパーリングを積んで対策を練った。

 地元の工業高校を卒業して建築現場で働いていたが、昨春からスポンサーでもある地元の大衆理美容という会社の総務で働き、ボクシングに打ち込んでいる。地元の期待を背負う22歳は「最後なので自分を信じてリングの上で精一杯力を出すだけ」と言葉に力を込めた。

 一方、家電量販店ノジマのららぽーと横浜店でアルバイトをしている矢斬は「(福永は)パンチ力が強そうなので、とことん外して外して、そういうセコイ感じの試合展開にしたいと思う」と試合をシミュレーション。強打と攻撃力が自慢のサウスポーだが、うまく駆け引きして自分のペースに引きずり込むという考えのようだ。

 福永が四国初の新人王を狙うなら、矢斬も花形ジム初の全日本新人王獲得を目指す。ジム35年の歴史で東日本新人王に輝いた選手はいるが、全日本はいまだゼロ。矢斬は「向こうも四国初ということでお互いに背負っているものが大きい。倒れる気はないし、向こうもそうだと思うので、最後は気持ちの勝負になると思う」と気合いを入れていた。

■対戦カード
◇ミニマム級5回戦
佐々木凌(レパード玉熊=5勝2KO2敗)×小島蓮(江見=5勝1敗2分)

◇L・フライ級5回戦
狩俣綾汰(三迫=5勝3KO)×木村彪吾(グリーンツダ=6勝1KO1敗1分)

◇フライ級5回戦
宝珠山晃(三迫=4勝2KO)×神崎靖浩(倉敷守安=6勝2KO1敗)

◇S・フライ級5回戦
久保春平(宮田=6勝4KO1敗1分)×杉本太一(勝輝=6勝1KO1分)

◇バンタム級4回戦
須藤龍揮(RK蒲田=2勝1KO)×冨田風弥(伊豆=5勝2KO2敗)

◇S・バンタム級5回戦
矢斬佑季(花形=7勝4KO2敗)×福永宇宙(黒潮=8勝4KO)

◇フェザー級5回戦
平野和憲(KG大和=4勝4KO)[中止]福永輝(沖縄ワールドリング=8勝5KO1敗)=棄権
※平野が全日本新人王獲得

◇S・フェザー級5回戦
奈良井翼(RK蒲田=6勝5KO)×福田星河(エディタウンゼント=5勝1KO)

◇ライト級5回戦
浦川大将(帝拳=6勝4KO1敗)×戸川叡二(姫路木下=6勝3KO3敗)

◇S・ライト級4回戦
兒玉麗司(三迫=2勝1KO)=棄権[中止]高畠愛大(タキザワ=6勝1KO1分)
※高畠が全日本新人王獲得

◇ウェルター級4回戦
山崎海知(山龍=2勝2KO2敗)×能嶋宏弥(薬師寺=5勝2KO1敗)

◇ミドル級5回戦
可兒栄樹(T&T=3勝1KO2分)×中田勝浩(井岡弘樹=5勝4KO)

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