アマ世界選手権で初の快挙! 坪井智也と岡澤セオンが揃って優勝 賞金1100万円
2021年11月6日 9時57分
2021年11月5日 19時06分
あす6日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」の計量が5日都内で行われ、メインの日本L・フライ級王座決定戦は、同級1位の芝力人(真正)と同2位の岩田翔吉(帝拳)がともにリミットの48.9キロで合格した。空位の王座は現WBC・L・フライ級王者の矢吹正道(緑)が返上したもの。
早大出身でデビューから6連勝(4KO)の岩田は9月11日に予定されていた日本王座決定戦に向けて準備を進めていたが、前日計量の終えてメディア向けオンライン取材を受けたあとにPCR検査で陽性と発覚。試合は延期となった。
無症状だった岩田は10日間の隔離後に練習を再開。最初は落ち込んだというが、隔離中に新たなスケジュールが決まり「トレーニングもハードだったので悩んでいる暇もないくらいの感じだった」。とはいえ自らの観戦で試合を延期させたことは気がかりだったようで、この日の計量では真正ジムの山下会長に「ご迷惑を掛けました」と真っ先に謝ったという。
新たな2ヶ月で80ラウンド以上のスパーリングをこなし、元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーとの練習で「攻撃のバリエーションが増えた」とさらなる自信もつけた。7戦目で初の日本タイトルマッチとなる岩田は「悔いなくやれることはすべてやってきたという自信がある。会場に来てくれる方々、テレビで見てくれる方々に熱くなるような試合をして、必ず倒して勝ってチャンピオンになりたい」と落ち着いた表情でKO戴冠を予告した。
近大出身でデビューから5勝3KO1敗の芝も試合前日の表情は明るかった。岩田のコロナ検査陽性について問われると「これは仕方のないこと。僕がなっていてもおかしくなかった」と心の広いところを見せ、岩田と同様に延期となった2ヶ月を有効に使ったと明かした。
この間、2019年12月の日本タイトル挑戦者決定戦でキャリア唯一の黒星をつけられた矢吹正道(緑)がWBC・L・フライ級王者の寺地拳四朗(BMB)を下して世界タイトルを獲得。リングサイドの最前列で観戦した芝は「素直に偉大なチャンピオンだと思ったし、刺激をもらった」と気持ちを高めたという。
岩田と同じように世界を目標とする芝は「明日は何人入るのか分からないけどチケットは完売。勝つのはもちろんだけど、見に来た人が損しなかったという試合、ボクシングって面白いという試合に自然になると思うけどそういう試合がしたい」と熱い試合を約束した。写真=帝拳ジム提供
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