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アマ153勝の藤田健児デビュー戦「まずは勝つこと」

あすアマ日本記録62連勝の李健太がメイン 
アマ153勝の藤田健児デビュー戦「まずは勝つこと」

2021年3月24日 17時37分

 あす後楽園ホールで開催される「第599回ダイナミックグローブ」の計量が24日に行われ、メインのS・ライト級8回戦に出場する李健太(帝拳)と石脇麻生(寝屋川石田)はともに63.5キロ(リミット)でクリアした。

メインで対戦する李(左)と石脇

 大阪朝鮮高級学校時代にマークした日本記録の62連勝を含め、アマチュア102勝10敗のサウスポー李は今回がプロ4戦目(2勝1KO1分)。

 一昨年11月のクンディマン戦が3回負傷ドローに終わり、コロナ禍もあって久々の試合となるが、「リードや組み立て、基礎体力強化もできて自分を見つめ直す期間になりました」という。「体が大きくなってパワーも付いていると思う」と、李はあすを楽しみにしている様子だった。

 相手の石脇は左ジャブを基調にしたボクシングが売り物のオーソドックス。昨年12月、佐々木尽(八王子中屋)との日本ユース王座決定戦で敗れて以来の再起戦となる。8勝6KO3敗1分。

藤田(左)と木村は第2試合で対戦

 また前座(第2試合)のフェザー級6回戦でデビュー戦に臨む藤田健児(帝拳)は57キロでプロ初の計量を終えた。李同様、倉敷高校時代からインターハイ3連覇、全日本選手権優勝などの輝かしい実績を残し、昨年のプロ転向までアマチュア153勝21敗のものすごいレコードを誇る。

 「日本人選手にないフットワークが持ち味と思っています。それを消さず、いかに強いパンチを打てるか。一発一発を強く打つことを強化しました」と、サウスポーの藤田はここまでの取り組みを振り返った。

 初戦の相手はJM加古川ジムの兄弟ボクサー、木村元祐(3勝1KO5敗2分)。「まずは勝つこと。特に倒しに行くとかは考えていません」と藤田は自分のボクシングに集中している。

 あすはほかに福井勝也(帝拳=2勝2KO)-英洸貴(カシミ=8勝3KO1敗3分)、高橋竜也(ヤマグチ土浦=32勝21KO9敗6分)-川端遼太郎(真正=12勝6KO4敗2分)のS・バンタム級8回戦も行われる。写真提供=帝拳ジム

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