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S・フライ級王者の一角 アンカハスあすV9戦 井岡との統一戦にも意欲

2021年4月10日 10時24分

 明日10日(日本時間11日)米コネチカット州アンキャスビルのモヒガンサン・アリーナでゴングが鳴るIBF・S・フライ級タイトルマッチの計量が9日行われた。今回が9度目の防衛戦となる王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は114.8ポンド(52.07キロ)、挑戦者3位ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)はリミットの115ポンド(52.16キロ)で合格した。

王者アンカハス(左)と挑戦者ロドリゲス

 コロナパンデミックが影響し、16ヵ月ぶりの試合となるアンカハスは昨年10月に米国入りしてトレーニングを続けた。「みんなエストラーダ、チョコラティート(ローマン・ゴンサレス)、ソールンビサイ(シーサケット)のことを話題にするので私もエキサイトしている。この一戦は自分の存在をアピールする絶好のチャンスとなる」とS・フライ級のライバルたちとの対決を希望した。

 また「明日はグレートな試合を保証する。フィリピンとメキシコは歴史的なライバルだからアクションが多いファイトになる」と発言。そして「この階級には(WBO王者の)井岡もいる。私は誰とでも戦う」と統一戦への意欲を示した。

 このカードは19年11月にセットされたが、ロドリゲスの米国ビザ発給でトラブルがありドタキャンに。2年越しの挑戦が実現するロドリゲスは「5日前に娘が生まれてとてもモチベーションが上がっている。自分の名前をアメリカに知ってもらうチャンス。2年もじっくりアンカハスを研究できたので彼のことはすべてわかっている」と初挑戦に自信を見せる。

ホープのエニス(左)と元S・ライト級王者リピネッツ

 メインではウェルター級のプロスペクト、ジャロン・エニス(米=WBO7位)が元IBF・S・ライト級王者セルゲイ・リピネッツ(ロシア=IBFウェルター級3位)と12回戦。計量でエニスは146.4ポンド(66.41キロ)、リピネッツは146.8ポンド(66.59キロ)を計測。

 同じくWBAウェルター級挑戦者決定戦はエイマンタス・スタニオニス(リトアニア)がリミットの147ポンド(66.68キロ)、相手のトーマス・ドゥローメ(プエルトリコ)が146.4ポンド(66.41キロ)をマークした。Photos by Amanda Westcott / SHOWTIME

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