日本語

Home > ニュース > 松永宏信が日本S・ウェルター級V3 新鋭の中島玲に判定勝ち
ニュース

2021年4月21日 水曜日

松永宏信が日本S・ウェルター級V3 新鋭の中島玲に判定勝ち

 日本S・ウェルター級タイトルマッチが21日、後楽園ホールで行われ、チャンピオンの松永宏信(横浜光)が挑戦者5位の中島玲(寝屋川石田)に3-0判定勝ち。3度目の防衛に成功した。スコアは96-94、97-93×2。

松永(右)はコツコツとヒットを重ねた

 これが3度目の防衛戦となるサウスポー、33歳の松永とプロ5戦目で日本タイトル初挑戦の22歳、中島が拳を交えた。松永はいつも通りテンポの速いボクシングを展開。中島は右ボディ、右ストレートなど見栄えのいいパンチを打ち込んでいく。ジャブから攻める松永は3回に左をヒット。中島は4回、ボディ打ちでジャッジにアピールした。

 5回、松永が左を決めてチャンスを作り、中島に連打で襲いかかって見せ場を作る。5回を終わっての採点は、48-47×2、49-46でチャンピオンがリードした。

 6回は中島が前に出て頭をつけて打ち合ったが、松永はジャブをていねいにつき続け、コツコツとパンチを当てて試合の流れを明け渡さなかった。中島は9回に右ストレートをきれいにヒットするなど、何度か右を打ち込んだが、形勢を逆転するまでにはいたらなかった。

 キャリアの差を見せつけ、冷静に試合を運んで勝利の松永は18勝11KO1敗。プロ初黒星の中島は4勝1敗。

松永の話「1ラウンドはどちらかといえば相手にいったかなと感覚だったけど、2ラウンドからペースを上げれば取れるかなと思った。直線の力がある選手なのでサイド、サイドを意識した。バックステップだけではいい流れができないので。長身の選手相手にジャブは機能しないけど、今日は(小柄な相手で)機能した。つなげ方はまだまだですけど。

相手がグラッときた場面もあったと自分には思えたけど、ボディワークが柔らかかったですね。詰め方ですね。倒しなれていないんで(笑)。パンチをけっこう外せたんで、自分の土俵には持ってこれたのかなと思います。

WBOアジアパシフィック王者の井上岳志(ワールドS)との対戦は? 向こうは世界しか見ていないと思うけど、こういうコロナの状況なので交わる機会があればがんばりたい。やりたい? やれるならやりたいです」

石澤(左)はキャリア初の判定勝ち

◇日本ユース・ミニマム級タイトル8回戦
石澤開(M.T)[2-0(78-74、79-73、76-76)]高田勇仁(ライオンズ)
 WBOミニマム級8位、日本同級2位にランクされる石澤が日本ユース王座の初防衛戦。序盤は高田が動きながらテンポよく手を出し、左ボディ打ちを絡めた多彩なパンチで石澤に迫った。パワーで上回る石澤はプレスをかけ、時折右の強打をヒットしたものの、なかなか高田の動きを止めることができなかった。

 石澤はようやく6回。右を決めて連打で高田に襲いかかると、高田のペースダウンにも生じて7、8回とよく攻め、最後は右で高田にダメージを与え、畳みかけたところで終了となった。初判定勝ちの石澤は8勝7KO1敗。最後まで粘った高田は8勝3KO7敗2分。

阿部は3回に竹嶋からダウンを奪った

◇58.0キロ8回戦
阿部麗也(KG大和)[負傷判定7回2分42秒3-0(67-64×2、68-63)]竹嶋宏心(緑)
 IBFフェザー級11位にランクされるサウスポー阿部が元拓大主将でアマ101戦の竹嶋と対戦。スタートは竹嶋は阿部にカウンターを許さず右ボディを打ち込み、2回には顔面に右ストレートをヒット。阿部がやりづらそうに見え、竹嶋が好スタートを切ったかに思えた3回終了間際だった。阿部が竹嶋の右ストレートの打ち終わりに左ストレートを打ち込み、竹嶋からダウンを奪った。

 4回は竹嶋が息を吹き返し、ジャブ、右で阿部に迫って試合は再び拮抗。左をバックステップで外される阿部だが、5、6回に左をボディに決めてペースを引き寄せにかかる。7回、竹嶋にホールディングで減点1が科せられたあと、2、3回に竹嶋がカットした傷が悪化して試合が終わった。阿部は21勝9KO4敗1分。竹嶋は4勝3KO2敗1分。

◇S・フライ級4回戦
齋藤哲平(M.T)[2-0(39-37×2、38-38)]河本歩夢(角海老宝石)

◇58.0キロ4回戦
渡邊海(ライオンズ)[3-0(40-35×3)]佐藤光(北海道畠山)

◇S・フライ級4回戦
真野泰地(横浜光)[引き分け1-1(39-37、37-39、38-38)]川村栞太(KG大和)

Related

関連記事