寺地拳四朗が一夜明け会見 “具志堅超え”&4団体統一にあらためて意欲
2021年4月25日 11時38分
2021年4月25日 9時16分
宜野湾の西田-比嘉戦の前座には両雄のジムメイトも出場し勝利を飾っている。セミの56.1kg契約6回戦では、比嘉の同僚大湾硫斗(Ambition)が岩屋卓史(寝屋川石田)を4回1分19秒TKOに破り、約3年2カ月ぶりの郷里の試合を飾った。
大湾は岩屋のラフ・ファイトにしっかりフットワークを駆使しながら応戦。左右のアッパーもまぜた素早いコンビネーションを決め、試合を一方的に進めた。ダウンは奪えなかったが、4回に猛攻したところで岩屋のセコンドがリング内に飛び込んで棄権の意思表示。これで試合はストップされた。
「沖縄の試合でこういう勝ち方ができてうれしい。3年前の自分だったらKOできなかった」と成長を実感。確かにこの日は逞しさもみせた大湾だった。ただ比嘉の敗北について聞かれると、「正直ショックだった」と顔を曇らせていた。
もうひとつの52.5kg契約の6回戦では、西田の同僚・峯佑輔(六島)が地元の東大河(平仲ボクシングスクール)に文句なしの判定勝ち。4勝1KOと不敗を維持した。
峯は興国高校の先輩、井岡一翔を思わせるセンスのいいボクサー。荒々しく振ってくる東をかわしながら得意のワンツー、右ストレートをヒットした。フルマーク(60-54)とつけたジャッジもいたようにほぼ完勝といっていい内容だった。
西田と同い年の峯は、近畿大学ボクシング部からプロ転向と共に戦ってきた仲。しかし、「自分はまだランキングにも入っていない。西田の前座なんて悔しい」と、冗談とも本音ともつかないぼやきを口にしていた。メインで西田の快挙を目の当たりにして、さらに差をつけられたと感じたのでは。「早くタイトルに挑戦したい」とも語っていた。
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