April
28
Sunday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

23°C Clear
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 高山勝成がWBO・L・フライ級戦 5.8急オファーも2階級制覇に自信

高山勝成がWBO・L・フライ級戦 5.8急オファーも2階級制覇に自信

2021年4月29日 15時18分

 ミニマム級で4団体のベルトを腰に巻いたのちにアマチュアに転向、昨年12月のプロ復帰戦に勝利した高山勝成(37=寝屋川石田、写真)が5月8日(日本時間9日)、米テキサス州アーリントンのAT&TスタジアムでWBO世界L・フライ級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に挑戦する。高山は29日、契約が正式に成立したことと試合への決意を発表した。

 WBO同級11位にランクされる高山は「2階級制覇のためにベストを尽くして戦います。この世界タイトルマッチに勝利してL・フライ級戦線に乗り込む決意です」と意気込みを表明。一方で「現在の仕上がりに関しては極端に短期間なので何とも言えませんが今できる限り準備を行っています」とかなり急なオファーだったことを明かした。

 イベントのメインは、S・ミドル級2冠王者のスーパー・スター、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)がWBO同級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)と拳を合わせる3団体統一戦。かなりの盛り上がりが予想されるビッグイベントであり、高山は「6万人の大観衆の前で戦うことを楽しみにしています」と腕を撫した。

 参謀の中出博啓トレーナーは「ソト選手は十分な(準備)期間があれば何も問題ないと感じます。既に分析はできています」と断言。高山の海外での豊富な経験が必ずいきるとの見通しも示した。陣営は5月3日にアメリカに出発する。

 L・フライ級はWBAスーパー王者に京口紘人(ワタナベ)、WBC王者に寺地拳四朗(BMB)が君臨する。高山が勝利すれば日本勢が3団体を占めることになる。写真提供=高山陣営

Related article
関連記事