May
16
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

18°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > ドーピング騒動 対戦相手の田中恒成「JBCの不手際は非常に残念」

ドーピング騒動 対戦相手の田中恒成「JBCの不手際は非常に残念」

2021年5月20日 17時11分

 昨年大みそかの世界タイトルマッチにおけるドーピング違反騒動で、日本ボクシングコミッション(JBC)がWBO世界S・フライ級王者、井岡一翔(Ambition)の違反行為がなかったとする結論を出したことを受け、対戦相手だった田中恒成(畑中=写真)と所属ジムの畑中清詞会長が声明を発表した。

■畑中清詞会長
昨日のJBCの裁定は受け入れる。ただし、JBCの不手際がこの大混乱を招いたことは、大変遺憾に思う。永田理事長の話を聞くことはするが、我々が納得する説明があるかどうかによって謝罪を受け入れるか考えたい。

あの日本ボクシング史上最高峰の試合を汚した罪は重い。今後、このような事態を繰り返さないためにも、この大混乱を招いたJBCの関係者は、しかるべき責任をとるべきだ。
田中恒成はここからまた世界のベルトを目指して切磋琢磨する。ファンの皆様の期待に必ず応えていく。また応援よろしくお願い申し上げます。

■田中恒成
今回、JBCの不手際によって、このような混乱を招いた事は非常に残念です。大晦日、井岡選手と私の試合は間違いなく素晴らしいものでした。今後は公正、公平が守られ、試合後の両選手が心から健闘を讃え合えるようにJBCは尽力してほしいです。
大晦日、私が戦った井岡一翔選手は素晴らしいボクサーでした。
現在、私はあの試合を経て、新しいボクシングスタイルを構築する為に日々練習に取り組んでいます。
これからの田中恒成のボクシングにご期待ください。応援よろしくお願いします。

Related article
関連記事