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強打の中嶋一輝 判定でOPBFバンタム級王座獲得「倒せなくて悔しい」

2021年5月21日 19時13分

 OPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦が21日、後楽園ホール「フェニックスバトル」のセミで行われ、同級5位の中嶋一輝(大橋)が同10位の千葉開(大橋)に3-0判定勝ち。スコアは116-112、117-111、119-109。決定戦は前王者、井上拓真(大橋)の王座返上によるもの。

中嶋(右)は終盤のピンチをしのいで勝利

 サウスポー中嶋に対し、千葉は中嶋の左が届かない距離をキープしながら右回り。まずは相手の強打を封じにかかった。静かな立ち上がりとなったが、3回から千葉が徐々に仕掛け、中嶋の左が浅いながらもヒットしていく。4回終了時の採点は、39-37、40-36×で中嶋がリードした。

 千葉は5回から出入りの頻度を上げていった。距離を詰めてコンビネーションを狙う千葉と、ジャブから左の強打を狙う中嶋。ピッチを上げた千葉だが懐の深い中嶋をとらえられず、中嶋もなかなか上がっていかないものの7回にボディを決め、左につなげて優勢。8回にも左ボディを決め、千葉をコーナーに追い詰めてフィニッシュの体勢に入る。ここで千葉が反撃して客席から喝采。8回終了時の採点は、77-75、79-73×2で中嶋がリードを広げた。

 後のない千葉は9回に攻勢を強めると、10回には右をクリーンヒットして大きなチャンスを迎えた。動きの止まった中嶋を攻める。一気に逆転のムードが漂う。試合は分からなくなったが、ラウンド終盤は中嶋が反撃。千葉がダメージを負った。

 11回は互いにパンチを当てたが、より疲労とダメージで苦しそうに見えるのは千葉だった。中嶋は最終回も優位に立ってゴールテープを切った。中嶋は10勝8KO1分。10回のチャンスをいかしたかった千葉は13勝8KO2敗。

中嶋の話「うれしいです。倒せなかったので悔しいですけど。(千葉は)思った以上にやりにくくて強かったです。ずっと倒そうと思ってやっていたけど、相手もスタミナがあってなかなか倒せなかった。次は世界チャンピオンになれるように、いまのままじゃダメなのでもっと強くなります」

最初のダウンを奪う松本

◇フェザー級8回戦
松本圭佑(大橋)[TKO1回2分8秒]室田拡夢(T&T)
 大橋ジムのホープ松本がプロ3戦目、初の8回戦で輝いた。松本スタートから力強いジャブを打ち込んでいくと、“大物食い”を狙う室田も強打で応じたが動じない。松本はジャブの連打から右ストレートを打ち込んで最初のダウンを奪うと、立ち上がった室田にワンツーを決め、再び沈めてフィニッシュした。松本は3勝3KO。室田は6勝4KO5敗2分。

松本の話「ほっとした気持ちが強い。(デビューから)2試合とも納得いかない勝ち方だったのでこうして終われてホッとしている。見ている人が強いと思ってもらえるボクシングを心がけた。試合に向けての調整、過ごし方がプロ3試合で分かってきたように思う。尚弥さんのようにモンスターと言われる日を目指して自分も精進していきたい」

◇ライト級8回戦
保田克也(大橋)[TKO5回2分12秒]高田朋城(ワールドS)
 日本ライト級9の高田と同17位のサウスポー保田の対戦。カウンター狙いの待ちのボクシングをする保田に対し、高田はジワジワとプレッシャーをかけるものの手が出ず、アクションの少ないクリンチの多い序盤戦となった。高田は4回、プレスを強めるが、保田の左をもらって右まゆをカット。5回にこの傷が原因でTKOとなった。保田は8勝5KO。高田は
8勝5KO6敗2分。

◇S・フェザー級6回戦
関根駿(ワールドS)[2-0(58-57、58-56、57-57)]佐藤諄幸(厚木ワタナベ)
 昨年11月、ドローに終わった両者によるダイレクトリマッチ。関根が積極性で上回るが、佐藤が接近戦で有効打を打ち込み追い上げる。関根は5回、ダウン寸前まで追い込まれたものの踏ん張り、最終回も攻めて逃げ切った。関根は5勝3KO1分。佐藤は5勝3KO2敗2分。

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