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S・ライト級4冠統一のテイラー 次はラミレス再戦、それともウェルター級進出?

2021年5月24日 10時36分

 S・ライト級の4団体統一に成功したジョシュ・テイラー(英=写真)がメディアから喝采を浴びている。22日の統一戦では、WBC&WBO王者ホセ・ラミレス(米)と激闘を演じ、2度のダウンを奪って判定勝ち。一躍注目を浴びたテイラーの次戦の行方を占ってみた。

 既に期待の声が上がっているのはラミレスとの再戦だ。試合内容が良かっただけに、リマッチというのは自然な流れとも言える。しかし、直接再戦をしようとすれば、指名試合の問題をクリアしなければならない。

 具体的に名前が挙がるのはWBO1位のジャック・カテラル(英)だ。そもそも今回の統一戦は、ラミレスがテイラー戦を優先することにカテラルが合意したことで実現した。となればテイラーは次戦でカテラルと対戦するのが筋。もし、ラミレスとの再戦など別の試合を選択するのであれば、WBO王座は返上、カテラルが王座決定戦に進出ということになるだろう。

 米メディアが報じるもう一つのプランはS・ライト級王座をすべて返上し、ウェルター級に進出するというもの。ターゲットはテイラーの前にS・ライト級4団体統一をはたしている現WBOウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米)だ。トップランクのボブ・アラム氏がこのアイデアを温めているとも伝えられる。

 テイラーがよりビッグマッチを望むのであれば、S・ライト級にとどまるよりもウェルター級進出したほうがその可能性は高まる。同級はクロフォードがいるし、ビッグネームのマニー・パッキャオ(フィリピン)、そのパッキャオと8月に試合が決まったWBC&IBF王者エロール・スペンス(米)もいる。はたしてテイラーはどの道を選ぶのだろうか。

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