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2021年6月9日 水曜日

日本S・ライト級王者、永田大士があすV2戦「絶対にクリンチしない」

 あす10日後楽園ホールでゴングとなる「ダイヤモンドグローブ」の計量が9日、都内で行われ、メインの日本S・ライト級タイトルマッチは、王者の永田大士(三迫)が63.4キロ、挑戦者5位の鈴木雅弘(角海老宝石)がリミットの63.5キロで合格した。

計量を終えた永田(左)と鈴木=三迫ジム提供

 1年前の緊急事態宣言中に井上兄弟の従兄弟、井上浩樹から王座を奪った永田(31=15勝6KO2敗2分)はこれが2度目の防衛戦。昨年12月の近藤明広(一力)戦は負傷ドローにより防衛だっただけに、「前回出し切れなかったものも踏まえて、完成形に近づいたボクシングをしっかり出す機会だと思っている」とV2戦への意欲を示した。

 加藤健太トレーナーと取り組んできたフィジカルの強さとスタミナをいかしたボクシングは、本人が“完成形”と表現したようにだいぶイメージとパフォーマンスがかみ合ってきた。今回は同門の日本ウェルター級王者、小原佳太やライト級3冠王者の吉野修一郎らとスパーを重ね、「アマチュアの経験が豊富で技術が高い」という鈴木(25=5勝3KO無敗)への対策を練り上げてきた。

 コンディショニングへの意識が高く、料理も自分でするという永田は今晩、200グラムの馬刺しなど“特別食”でリカバリーをするという。1月に結婚して公私ともに充実のサウスポーは「最初から最後まですべて打ち合います。絶対にクリンチをしないし、絶対に休みません」と100%全力ファイトを宣言した。

 肌の色つやがよく、自信がみなぎる永田に対し、鈴木も笑顔を絶やさず、「昨日リミットまでいってたんですけど、ちょっと誤算があって、今日はパンツを脱いで計量しちゃってちょっと恥ずかしい思いをしました」とリラックスした様子で話し始めた。

 名門の東京農大出身でB級プロデビューしたのが2018年のこと。プロ6戦目、ジム移籍2戦目でタイトルマッチが決まり、「もうこんなところまできちゃったという気持ちが強いかもしれない」と初のタイトルマッチは驚きの思いで迎えたようだ。

 とはいえ、このチャンスを逃すつもりはさらさらなく、今回の試合に向けては専門のトレーナーの指導を受け、食事面を改善するなど「自分に投資したお金が今までの2倍くらい」というからこの試合にかける思いは強い。

 永田のことを「どんな相手でも自分のペースにしっかり引き込んで同じような展開にする力がある」と評価しながらも、「やるからには一番になりたいという気持ちは強い」とタイトル奪取に意欲を燃やした。

セミでは静岡から世界を目指すホープ木村(左)と福永が6回戦=三迫ジム提供

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