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2021年6月11日 金曜日

清田亨が日本4位の柳達也に快勝 メインは“新生”三瓶数馬が完勝

「A-signBee28」が11日、後楽園ホールで開催され、メインのS・フェザー級8回戦は、同級9位の三瓶数馬(協栄新宿)が同18位の宮本知彰(一力)に6回1分30秒TKO勝ちした。

 セミのライト級8回戦は、ノーランカーの清田亨(大橋)が日本ライト級4位の柳達也(伴流)に2回TKO勝ちを収めた。

三瓶(右)はジャブを当て続けた

◇S・フェザー級8回戦
三瓶数馬(協栄新宿)[TKO6回1分30秒]宮本知彰(一力)
 日本同級9位の三瓶が同18位の宮本とサウスポー対決。互いにジャブ、左を上下に打ち分けて立ち上がり、動きが勝っていたのは三瓶だった。ジャブの差し合いで上回り、ボディ打ちも決めて優位に立つ。2回は左ボディが効いたのか、宮本の動きが一瞬止まった。

 3回以降も体がよく動く三瓶は快調だった。ジャブの精度が高く、そこからあいているところにリズムよくパンチを打ち込んでいった。宮本も何とか状況を打開しようと、左ストレート、ボディを打ち込んだが、三瓶のディフェンスに阻まれる。6回、三瓶が攻めたところでレフェリーストップとなった。昨年8月、長谷川慎之介(ワールドS)に敗れた一戦から立ち直った三瓶は20勝9KO6敗。宮本は7勝6KO6敗。

三瓶の話「(前回の長谷川慎之介戦に敗れて改革を実行)呼吸の仕方を変えて落ち着いて試合ができるようになった。打ち方も今までは体ごと振るような打ち方だったけど、手首で打つように意識した。負ける前はフルフェイスのヘッドギアでスパーをしていたけど、もらったらダメだと思って普通のヘッドギアに変えた。そしたら前よりもちゃんとディフェンスができるようになった。試合が終わって内田さんに怒られなかったのは初めてです」

内田トレーナーの話「前の試合が終わったあとに、あのボクシングのままだったら辞めたほうがいいと言ったんです。あれじゃあ見ている人も怖くてやらせられない。変らなかったら試合も組まないつもりだった。ガードの重要性とかはずっと言っていたんですけどね。だいぶ大人になりました」

清田は右を炸裂させた

◇ライト級8回戦
清田亨(大橋)[TKO2回2分41秒]柳達也(伴流)
 日本ライト級4位の柳と清田が初回から盛んにジャブ、右ストレートを交換する立ち上がり。2回中盤、清田が右ストレートをカウンターで決めると柳がダウン。立ち上がった柳はダメージが深く、清田はさらに右を効かせ、最後はもう一度右を決めると、柳が背中からバッタリとキャンバスに崩れ、主審がノーカウントで試合を止めた。ランキング入りを確実にした清田は11勝8KO4敗。痛い黒星となった柳は17勝7KO7敗2分。

清田の話「(3度目のランカー挑戦でついに勝利)3回もチャンスをもらって、やっとつかめて素直にうれしいです。力むのが悪いクセだったけど、北野トレーナーとそれを直してきた。これでランキングに入れると思うので、(チャンピオンが)おいしいと思って指名してくれたら逆につかみにいきたい。大橋会長=まだ早いだろ! ちょっと勢い余っちゃったね」

宮崎(右)は敗れはしたもののラストファイトで見せ場を作った

◇ウェルター級8回戦
重田裕紀(ワタナベ)[TKO5回2分59秒]宮崎辰也(一力)
 日本ウェルター級17位の重田と来月定年の37歳の誕生日を迎える宮崎の対戦。初回、大柄なサウスポー重田に対し、宮崎の左フックがヒットすると重田が一瞬効いたか。ここから重田が左ストレート、アッパーで盛り返すが、宮崎の右がヒットし、重田が再びバランスを崩す。実にスリリングな立ち上がりとなった。宮崎は2回、強打を放っていき、ラウンド終盤に重田が左をヒット、宮崎をコーナーに追い込み、左を立て続けに打ち込んだ。

 重田は宮崎の強打を恐れたか、中盤はアウトボクシングを展開する。しかし宮崎は4回、再び右を決め、重田をコーナーに追い込んで連打を見舞った。5回、宮崎は脚を使う重田を再び追い込んで攻めていったが、ここで重田のカウンターがヒットしたのか、いきなり宮崎が失速してしまう。重田が畳みかけたところでレフェリーが試合を止めた。重田は7勝4KO2敗1分。ラストファイトを盛り上げた宮崎は9勝9KO15敗1分。

◇60.0キロ8回戦
鯉渕健(横浜光)[引き分け1-0(77-75、76-76×2)]遠藤勝則(角海老宝石)
 19年6月対戦は遠藤の3回TKO勝ち。再戦はスタートからクロスレンジでの打ち合いとなった。まずは鯉渕が右の打ち下ろしを叩き込んで攻勢に出るが、日本S・フェザー級11位の遠藤の右アッパーが決まると鯉渕がよろけた。引き続き接近戦の2回は鯉渕。右の打ち下ろしを決めると、右アッパー、ボディブローをさらに打ち込んでいった。

 しかし、タフな遠藤は中盤、ボディ打ちで逆に鯉渕にダメージを与えていく。鯉渕は細かくヒットを重ねるが、背中が徐々に丸まっていく。6回は遠藤がボディの連打で鯉渕を下がらせた。7、8回、鯉渕はアウトボクシングにシフト。終盤は両選手ともに決定打がなかった。鯉渕は6勝5KO5敗1分。遠藤は7勝4KO3敗1分。

◇バンタム級4回戦
宮内俊亮(極東)[TKO2回40秒]森俊介(一力)

◇女子58.0キロ4回戦
ボーニ・フェデリカ(RK蒲田)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]菅原麻子(一力)

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