中谷潤人の対抗王者マルティネス あすWBCフライ級V3戦
2021年6月26日 10時35分
2021年6月26日 10時24分
明日26日、米ジョージア州アトランタのステートファーム・アリーナで挙行されるWBA・S・ライト級レギュラー王座タイトルマッチの計量が25日行われ、王者マリオ“エル・アステカ”バリオス(米)が139ポンド1/2(63.28キロ)、挑戦者でWBA2階級王者ジェルボンテ“タンク”デービス(米)が139ポンド3/4(63.39キロ)でリミットの140ポンドに合格した。
WBAライト級レギュラー&同S・フェザー級スーパー王者のデービスは前回10月の試合で、軽量級で一世を風靡したWBAフェザー級&S・フェザー級王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)にスペクタクルなKO勝ち。余勢を買って若手スターがしのぎを削るライト級でキャリアを進めると思われた。
しかし、オプションの一つだったS・ライト級進出を決断。同じPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)傘下のバリオスに白羽の矢を立てた。24勝23KO無敗の強打で3階級制覇に挑む。
強敵を迎えるバリオス(26勝17KO無敗)はテキサス州サンアントニオ出身のメキシコ系。身長178センチ、リーチ180センチとそれぞれ13センチ、9センチ、デービスを上回っており、“タンク”の野望を阻止する可能性もある。またスター候補のデービスを破り、同級の4冠統一王者ジョシュ・テイラー(英)に挑む願望もある。ただし予想オッズはおよそ4-1でデイビス有利と出ている。
セミのWBC・S・ウェルター級挑戦者決定戦は1位エリクソン・ルービン(米)が153ポンド1/2(69.63キロ)、3位で前WBAスーパー&IBF統一王者ジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)がリミットの154ポンド(69.85キロ)をマーク。WBC王者は来月17日、WBO王者ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)との4冠統一戦に臨む3冠王ジャーメル・チャーロ(米)。
同じリングで、これまでトップランク社と契約していたS・ウェルター級ランカー、カルロス・アダメス(ドミニカ共和国)がアレクシス・サラサール(メキシコ)と157ポンド(71.21キロ)契約の10回戦。また、WBA・S・ライト級4位バティミール・アフメドフ(ウズベキスタン)が古豪アルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国)とWBA・S・ライト級挑戦者決定戦を行う。両者とも139ポンド1/2(63.28キロ)を計測しリミット140ポンドをパスした。Photos from Amanda Westcott/SHOWTIME
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