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カシメロ怪気炎「ドネア、イノウエが待っている」 リゴンドウと記者会見

2021年7月22日 10時25分

 8月14日、米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークで行われる注目のバンタム級王者対決、WBAレギュラー王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)vs.WBO王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)のオンライン会見が21日(日本時間22日)開催された。

カシメロ(左)とリゴンドウ

 このカードは試合を中継するショータイムが今年のスケジュールを発表した際に目玉カードに入っていた。しかし5月、ノニト・ドネアがWBCバンタム級王者になると主催者はカシメロvs.ドネアにスイッチ。強打者対決の対戦機運が高まった。ところがドネア側がカシメロのドーピング検査に関する透明性に疑問を投げかけ試合をキャンセル。再びリゴンドウvs.カシメロに落ち着いた。

 以下は両者の発言から。

リゴンドウ「カシメロのパワー、彼の持っているものに関して全く心配していない。私はこれまで主に3階級で戦い、いずれも大きなチャレンジを経験したから。彼は『この試合で私を引退させる』と言うけど、試合当日それを実現できるだろうか?

みんな彼のパワーに注目するけど、彼は私のパワーを痛感するだろう。私のパワーは過小評価されている。それを証明するために試合が待ちきれない。バンタム級に落としたのは122ポンド(S・バンタム級)では誰も私と対戦したがらないから。バンタム級で戦うのは当然の成り行きだ」

カシメロ「ノニト・ドネアが下りたのは仕方がない。ドネアは私にとってイージーな相手だ。リゴンドウは経験豊富でオリンピック連続金メダリストであり、プロで2階級制覇した強豪。ドネアよりもずっと難しいスタイルを持っている。リゴンドウはドネアのように私を恐れていないと思っている。

会場のディグニティ・ヘルス・スポーツパークはWBO暫定王座に就いた場所だから私は燃えている。次にドネア、ナオヤ・イノウエとのビッグファイトが控えているから負けるわけにはいかない。アイドルのマニー・パッキャオと練習とロードワークをともにし、彼からインスピレーションをもらっている」

 リゴンドウはロニー・シールズ・トレーナーの下、ヒューストンで、カシメロはロサンゼルスで調整を図っている。

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