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WBOがウェルター級王者クロフォードにポーター戦オーダー

2021年7月23日 9時52分

 WBOは21日(日本時間22日)ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米=写真)と2位ショーン・ポーター(米)両陣営に対戦交渉に入るよう通達した。交渉期間は30日。交渉が成立しない場合は入札に持ち込まれる。入札の最低金額は20万ドル(約2200万円)、報酬の配分はクロフォード60、ポーター40となる。

 クロフォード(37勝28KO無敗)は6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)と中東で対戦する話が具体化していたが、資金難で消滅。パッキャオはWBC&IBF統一王者エロール・スペンス(米)と8月21日ラスベガスで対戦することになった。クロフォードにはスペンスとの3団体統一戦も待望されているが、プロモーター間の壁に阻まれ交渉は進展しなかった。

 米国メディアによるとクロフォードを擁するトップランク社はS・ライト級上位のホセ・セペダ(メキシコ=米)との防衛戦を10月23日に予定しているという。セペダは昨年、激闘で名を売り、世界戦も2度経験しているが、パウンド・フォー・パウンド上位のクロフォードに対して絶対不利の予想が否めない。

 一方、前WBCウェルター級王者のポーター(31勝17KO3敗1分)はこれまでキース・サーマン、ダニー・ガルシア、スペンスといった王者経験者と対戦しており、いずれも接戦を演じている。実力評価が高いクロフォードだが「ウェルター級では強敵と戦っていない」と陰口を叩かれている。現状でクロフォードにとってポーターはベストな相手だと見られ、交渉の締結が期待される。Photo by SUMIO YAMADA

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