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日本L・フライ級 芝力人と岩田翔吉で決定戦 世界挑戦の矢吹が返上

2021年7月23日 10時16分

 日本L・フライ級チャンピオンの矢吹正道(緑)が21日付でタイトルを返上。空位のタイトルをかけて同級1位の芝力人(真正)と同級3位岩田翔吉(帝拳)が対戦することに決まった。9月11日後楽園ホールの「ダイナミックグローブ」で行われる。

決定戦出場の1位芝(左)と2位岩田

 矢吹は9月10日に寺地拳四朗(BMB)のWBC世界王座にアタックするが、ここで保持していた日本タイトルを返上することになった。空位の決定戦出場にまず芝が手をあげ、日本2位の冨田は負傷中のため、3位の岩田にチャンスが訪れたもの。

 芝と岩田はともにアマチュア出身で、日本王座戦は初めてとなる。芝は5勝3KO1敗、岩田は6勝4KO無敗の戦績。

 また同日のアンダーカードでは日本ウェルター級挑戦者決定戦も開催される。こちらは前王者で現1位の永野祐樹(帝拳)と同級3位の別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)のカード。両者は2018年秋に一度対戦しており、この時もカーニバルへの出場権をかけた挑戦者決定戦だった(結果は永野の判定勝ち)。

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