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芦屋大が優勝 関西学生ボクシングリーグトーナメント 駒大と大学王座決定戦

2021年8月2日 9時57分

 第74回関西学生ボクシングリーグトーナメント戦最終週は1日、大阪府枚方市のクローバーボクシングジムで決勝が行われ、芦屋大が同志社大を7-2で下して優勝した。新型コロナ感染拡大のため2年ぶり開催のリーグはこれまでの1部校6校総当たりではなく、トーナメント方式を採用。万全の感染防止対策をとり、無観客で行われた。優勝の芦屋大は8月21日、和歌山県立体育館で開かれる大学王座で関東大学リーグトーナメント初優勝の駒沢大と対戦する。

優勝を飾った芦屋大のメンバー

 同志社大がL・フライ級、平野拓真(3年)が軽快なフットワークで、パンチをよく出して芦屋大・岡崎寿輝(2年)の反撃を封じて先勝するも、フライ級は芦屋大のエース、小田切駿平(4年)が2回にダウンを奪うなど力強い動きでタイに戻した。バンタム級は同志社大・原田真都(3年)、芦屋大・西原柊吏(1年)がポイントをあげて2-2のタイに。

 中盤での勝負になったが、抜け出したのは芦屋大。ライト級で砂川隆祐(4年)が森島大輝(3年)と打撃戦を展開、互角の争いだったが、3回終盤に砂川が左フックを振り抜いてダウンを奪って2-1の判定で競り勝った。続くライト級も川満克己(3年)が宜野座金美(3年)に左ストレートを集めて3回RSC勝ちをして4-2と優勝に王手をかけた。

芦屋大の小田切(左)がMVPに輝いた

 L・ウェルター級で芦屋大・横井顕太(2年)が同志社大の佐々木崇弥(3年)の手数をかわしてパンチをヒット、2-1の判定勝利で5ポイント目をあげて優勝を決めた。続くウェルター級は芦屋大・石田誠一郎(4年)がフットワークと左ジャブを効果的に放ち、四宮幸太(1年)の前進を阻んで競り勝った。

 最終ミドル級は芦屋大・仲野玲(2年)が山岸晨成(2年)に強打を浴びせた。2回1分過ぎにバッティングで仲野が脳震とうで倒れて試合がストップ。採点で仲野が勝利したが、念のため仲野は救急車で病院に運ばれて治療を受けた。

 決勝に先立って3、4位決定戦も行われ、大阪商大が関西学院大を7-2で破った。最終順位は①芦屋大②同志社大③大阪商大④関西学院大⑤関西大⑥近畿大となった。また、最優秀選手賞は小田切駿平(芦屋大4年)、技能賞は平野拓真(同志社大3年)、敢闘賞は砂川隆祐(芦屋大4年)に贈られた。

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