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芦屋大が不戦勝で初のボクシング大学王座獲得 駒澤大がコロナ感染で棄権

2021年8月22日 8時25分

 第75回全日本大学ボクシング王座決定戦は21日、和歌山市の県立体育館で開催され、関東大学リーグ優勝校の駒沢大と関西学生リーグ優勝の芦屋大が対戦することになっていたが、駒澤大部員が新型コロナに感染したため棄権を申し入れ、芦屋大が不戦勝で初の大学王座に就いた。

 駒澤大は13日にボクシング部寮に入っている部員が頭痛、発熱の症状を訴え、16日に全部員らのPCR検査を行ったところ、部員26人中23人が新型コロナ陽性と判明した。日本ボクシング連盟は緊急理事会を開いて、対応を協議。駒澤大は大学王座の延期を願い出たが、認められなかった。

芦屋大はこの日出場選手が朝の計量・検診を済ませたが、駒澤大は現れず、不戦敗となった。同日行われていた第8回全日本アンダージュニア(UJ)王座決定戦の終了後、大学王座の表彰式が行われた。

 関西学生リーグ優勝校が大学王座に就くのは91年に近畿大が拓殖大を破って以来30年ぶり。芦屋大の樋山茂監督は「駒澤大は初の関東学生リーグ優勝を果たして大学王座に向かっておられただけに、新型コロナで不戦敗になったのはすごく残念だと思う。われわれも大学王座に向けて懸命に練習してきた。こういう結果で大学王座をつかむのは本意ではないが、来年も大学王座をつかめるようしっかり鍛えていきます」と話していた。

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