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2021年10月14日 木曜日

前日本フェザー級王者の佐川遼が再起、中川兼玄が日本S・フェザー級挑戦権獲得

「ダイヤモンドグローブ」が14日、後楽園ホールで開催され、前日本フェザー級王者の佐川遼(三迫)がメインの58.0キロ契約8回戦で小坂烈(SUN-RISE)に8回1分23秒TKO勝ち。丸田陽七太(森岡)にTKO負け、王座を失った2月以来のリングで勝利した。

佐川は最終8回に試合を決めた

 両者は2017年に対戦して小坂の2回TKO勝ち。リベンジを狙う佐川を返り討ちにしたい小坂が初回から積極的に右ストレート、右アッパーでアグレッシブに打って出た。佐川はフットワークを使って距離を取りながら、ジャブ、右ボディを打ちながらていねいに小坂を崩しにかかった。

 中間距離の攻防は、スピードに乗る佐川が徐々に得意の右につなげていくが、小坂の攻めの姿勢は変わらない。4回には右を何発か佐川の顔面に届け、ボディ打ちも見せて攻勢をアピールした。しかし佐川は小坂の攻撃を脚とブロックで防ぎ、6回は動きながらジャブ、右を次々に決めて試合のペースを掌握。7回は右も次々に決めて小坂を追い込んでいった。

 8回、左目が大きく腫れた小坂は闘志を見せたが、佐川のパンチが次々と決まり、右アッパーがヒットしたところで小坂の腰が大きく砕ける。レフェリーが試合をストップした。再起戦勝利、リベンジ成功の佐川は11勝6KO2敗。小坂は3連敗で9勝4KO7敗。

佐川はジャブを効果的に使った

佐川の話「再起戦とともにリベンジマッチということでモチベーション高く今日を迎えられた。8ヶ月ぶりの試合だったけど1ラウンド目から自分の動きができたと思う。前回、TKO負けしているので最初に小坂選手の顔を見たときは怖かった。今回何とか勝てたのでまたタイトル戦線に復帰できるように勝っていきたい」

長谷川に右を打ち込む中川(右)

◇日本S・フェザー級最強挑戦者決定8回戦
中川兼玄(三迫)[2-1(77-74、76-75、75-76)]長谷川慎之介(ワールドS)
 ランク1位の中川が初回からジャブをうまく当て、右ストレートをコツコツとヒットしてペースをつかみにかかった。しかし2位のサウスポー長谷川は右フック、左ボディアッパーなど意外性のあるパンチで応戦し、試合は拮抗した展開になった。

 中川は4回にボディ攻撃を見せると、5回に反撃に出た長谷川に再びボディ打ち。腹が完全に効いた長谷川の顔面に右を浴びせてダウンを奪った。一気に中川が攻めるが、長谷川も右フックを叩き込んで中川を食い止めた。中川は攻め疲れたか、6回は攻勢をかけられず、長谷川は7回に連打で中川に迫り勝利への執念を見せる。最後は両者フラフラに鳴りながら終了のゴングとなった。

 日本タイトル挑戦権獲得の中川は11勝5KO6敗。現チャンピオンは坂晃典(仲里)。ダウンを喫しながら最後まで奮闘した長谷川は13勝9KO3敗1分。

勝利を確信してコーナーポストに駆け上がった中井

◇S・フェザー級8回戦
中井龍(角海老宝石)[3-0(77-75×3)]保坂剛(三迫)
 元高校王者でフィリピンでプロデビューした保坂はこれが国内2戦目だが、同じサウスポーの中井の機動力にしてやられた。中井は脚でリングを広く使いながら流れるようにスムーズなジャブ、左、左アッパーで保坂の機先を制した。保坂も我慢強く戦い、とくに終盤2ラウンドは強いプレスをかけたものの、中井も最後までコツコツとパンチを繰り出し、試合終了のゴング。中井は3勝1KO1敗1分。初黒星の保坂は5勝3KO1敗。

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