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バンタム級2冠王者の井上尚弥 12.14防衛戦に向け田中恒成と“3階級制覇王者スパー”

2021年11月4日 22時06分

 12月14日に両国国技館で防衛戦を行うバンタム級2冠王者の井上尚弥(大橋)が4日、横浜市内のジムで元3階級制覇王者の田中恒成(畑中)と4ラウンドのスパーリングを敢行。大橋ジムから井上のインタビューが届いた。写真は代表撮影。

井上(右)と田中。今回が初めてのスパーとなった

――田中恒成選手と初めてのスパーリングですね。
「良い緊張感がもらえるようなスパーリングでした」

――自身の調整の中でも大きな意味がありましたか?
「そうですね。お互い12月の試合が近いんで。お互い良い時期にスパーリングができています」
※田中は12月11日、世界ランカーの石田匠(井岡)と対戦

――田中選手の印象は?
「やっぱりスピードが速いですね。やる前からそこは予想していたんですけど、自分が今までやった選手の中では一番速いと思います」

――恒成選手の兄、田中亮明選手の東京五輪での銅メダル獲得しました。
「高校時代に4戦闘っている選手なので、試合を見ていましたし、すごい刺激をもらいました」

――各ラウンドにテーマを持ってやっているように見えました。
「1ラウンド目はスピードの感覚とパワーの感覚をいつも通りインプットしながらやりました」

――カウンターは狙い通りですか?
「恒成が自分のペースじゃなく、前に来るしかなかったからちょっと楽になりました」

――左アッパーを多めに出していましたね。
「自然の流れですね。試合では多用はしていないですけど、スパーリングでは結構使うようにはしているので」

――いつか試合でも出ますか?
「次あたりに出るんじゃないですか。モロニー戦後ぐらいですかね。接近戦のアッパーはあの時期はすごい練習したので。左のトリプルは新井田豊さん(元WBAミニマム級王者)を参考にしています。新井田さんの左アッパートリプルを見て、これいいなと思って。あのアッパーってフィジカルがしっかりしていないと3発打てないんですよ」

――挑戦者アラン・ディパエンの映像は見ましたか?
「ユーチューブに上がっているのは見ました」

――日本での試合ですか?(2019年6月の荒川竜平戦)
「そうですね」

――アッパーは有効になりそうですか?
「スタイル的にはよく入るんじゃないですか」

――明日も田中選手とスパーリングをしますか?
「明日もやります。今日感じたものをプラスアルファですね」

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