WBAライト級王者デービスあす防衛戦 闘牛クルスと激戦必至
2021年12月5日 14時54分
2021年12月5日 8時48分
今から92年も前に第1回が行われたという伝統の対抗戦、早稲田大学と慶応大学による第65回定期戦が4日昼から東京・早稲田の早稲田大学17号館ボクシング場で開催された(無観客)。7試合対抗で行われ、ビジターの慶大が5-2でライバルを制し、このカード6連勝をマークした。
早大は初戦を先取したものの、すぐ慶大に逆転された。ライト級で伊藤礼が奮起して2度ダウンを奪い初回RSC勝ちし2-2のタイに持ち込むのが精一杯。
慶大はL・ウェルター級で松村和弥が川西響に判定勝ちし3勝目をゲットすると、ウェルター級で武智琉馬が首藤功大にポイント勝ち。これで4勝目を上げ早大を突き放した。この対抗戦で早大の6連敗はワースト記録だが、それでも通算成績は38勝23敗4分と、依然として慶大に勝ち越している。
なおその他の三賞は、技能賞に慶大のバンタム級上田竜司、敢闘賞に早大の伊藤礼が選ばれている。
会場には早大OBで現在はプロの日本L・フライ級チャンピオン、岩田翔吉(帝拳)も訪れ、母校の後輩たちを応援した。「早慶戦は特別なもので高校時代から憧れていた。今日はチームとしては負けたけれど、白熱した試合を展開した後輩たちを誇りに思います」と語っていた。自身は早大在学中早慶戦は全勝だったと言う。
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