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2021年12月8日 水曜日

井上尚弥「1ポイントも取らせないで判定勝ちの気持ち」凱旋防衛戦まで1週間

 14日に両国国技館でアラン・ディパエン(タイ)と防衛戦を行うWBAスーパー&IBFバンタム級王者、井上尚弥(大橋)の最終調整の模様を大橋ジムが発表した。井上7日、横浜市内のジムで練習。シャドーボクシング、サンドバッグ打ち、ドラムミット打ちなどで汗を流した。以下、井上のインタビュー。

大橋ジム提供

――対戦相手と試合前日まで会いません。
「対戦相手がどうとかではなくて、計量の日に調印式をやるのが初めてなので。そっちの方がどんな感じなんだろう。いつもと流れがまったく違うので。いつもは計量が終わったらすぐにリカバリーするので」

――試合まで1週間です。
「かなり良い状態で仕上がっていると思いますよ。ここ2戦はアメリカで調整が続いたので。やっぱり日本での調整っていうのは勝手が利きますし」

――今回はホテルに宿泊していますか?
「しています。いつもと一緒です」

――いつからホテル暮らしですか?
「1カ月前です」

――家族とは会っていますか?
「週1ぐらいでは」

――家族の顔を見るとモチベーションが上がりますか?
「まあ、ありますけどね。もう試合に集中しているので、まずはしっかりと勝ってから(家族と)会うのが一番なのかなと思います」

――相手どうこうより自分ということですか?
「そうですね。こういう試合のときに限って、やっぱり自分を見失っちゃいけないなと思います。やっぱり周りの評価とか、予想とか、そういう声に流されるんじゃなくて。気持ち的には1ポイントも取らせないで判定勝ちっていう気持ちを常に持つ。その中で流れがくれば倒すっていうボクシングを心掛けて、いつもやるだけなんで。相手が誰であろうとも崩さないようにしようかなと思います」

――そういう意識はいつから持っていますか?
「前からですよそれは。相手がどうのこうのじゃなく、自分がしっかりと120%仕上げることができたら、その試合は絶対にクリアできると思っているので。やっぱり自分の状態が一番大事。相手が強くても。相手の研究よりまず先に、自分が仕上げなければ話にならないので」

――今回相手の研究は?
「毎回研究はしていないですよ。ドネア戦もそうですけど、研究っていう研究はしていないです」

――リングで対峙(たいじ)してからですか?
「そうですね。そこが一番ですね」

――今の仕上がりについて自信はありますか?
「もう仕上がっています。ここまできたら残りの1週間は気持ちを上げることはないですね。このまま平常心に持っていく」

――今回の試合は今までに比べても、周りの声(楽勝ムード)が聞こえてきていますか?
「そういうファンの声もやっぱりあるんで。でも、自分はその中で組まれた試合をどうこなして、見てもらったファンに何を伝えられるかというのが、一番かなと思うので。相手がどうとか、誰とかではなく、今回の決まったこの試合を見てくれるファンが、何か感じてもらえればなという思いで自分はリングに上がるので。それを楽しみに、会場に来てくれるファンもいますし、今回のPPVを買って楽しみに待っていてくれるファンもいるわけなので。そういうファンの気持ちを背負って、2年ぶりの日本のリングに上がりたいなと思います」

――年末の世界戦がコロナで延期や中止になって、注目度がより上がっていると思います。
「そこに関しての使命感はないです。自分は12月14日、自分の決められた日にやることをやるだけなので。年末の試合を楽しみにしていたファンの方たちは、その試合がなくなったから、自分の試合が今年ラスト(の世界戦)だっていう気持ちは強いでしょうけど。自分は自分の試合をこなすだけです」

――ドネアとカシメロの試合が日本時間12日にあります。
「もちろんそこは注目しますよ。(12日には)もう練習も上がっているので、ドネアの試合は生で楽しもうかな」

――減量はあと何キロですか?
「あと4キロを下回っているぐらいなので、順調です」

――試合会場を白で統一するという演出について
「それが実現すれば、すごい異空間というか、今までのボクシングの興行にはない世界が作れそうなので、自分もそこは楽しみにしていますし、協力してもらえるなら、すごくありがたいと思います。自分がリングから見る景色っていうのも、今までとは違う景色になると思うし、またその景色が自分にとってモチベーションにもなるので。黒い(チーム井上)グッズも中にはありますけど、なるべく白いものを身に着けて見てもらえれば。白色のグッズもあるので。白いTシャツも会場で販売する予定なので」

――チケットが完売しています。
「すごくありがたいですね。まだまだ油断できない状況ではありますけど、その中で会場に足を運んでもらえるっていうのは、やっぱりうれしいです。感染対策とかそういうのに気をつけながら、楽しんでもらえれば、14日の興行が成功するかなと思う。そこを気をつけてもらって、自分が最高の結果を出せれば、今年は最高の一年で終われると思うので、いろいろ楽しみですね」

――ディパエンがぎりぎりで来日することができました
「ホッとはしていますけど、あとは前日のPCR検査があるので」

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