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井上尚弥の裏で新王者2人誕生 木村吉光がOPBF・S・フェザー級王座獲得 日本王者の坂晃典下す

2021年12月15日 0時13分

 14日の後楽園ホールはメインも新王者が誕生。OPBF・S・フェザー級王座決定戦は、同級3位の木村吉光(志成)が、日本王者で同級2位の坂晃典(仲里)を3回27秒TKOで下して新チャンピオンに輝いた。

試合後、取材に応じる左から新王者の木村、大湾、野木トレーナー

◇OPBF・S・フェザー級王座決定戦
木村吉光(志成)[TKO3回27秒]坂晃典(仲里)
 左を刺し合いながら、軽快にリングを回る木村とジワリ圧をかける坂。2回、ステップジャブからさらにプレスを強める坂だが、木村もよく上体を動かしキレのある動きを見せる。最初の波乱はラウンド終了間際、一瞬の交錯。木村の左フックで坂がダウンした。

 そして勝負は一瞬でケリがつく。3回開始から、坂がさらに手数、前進を強めたところ、木村の右ストレートが炸裂。効いて下がった坂に木村が襲いかかると、レフェリーが割って入った。

 リングインタビューで木村は「2年前、(三代大訓に)負けて辞めようと思ったこともあった」と涙ぐんだが、「両国に行かず、こっちへ来てくれてありがとうございます。」と会場の笑いを誘い、来年は海外での試合を希望した。

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