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ロサがWBAミニマム級正規王者に サルダールとのダウン応酬戦2-1で制す

2021年12月22日 15時02分

 ドミニカ共和国のサントドミンゴで21日(日本時間22日)行われたWBAミニマム級レギュラー王座タイトルマッチは、挑戦者1位エリック・ロサ(ドミニカ共和国)が王者ビクトリオ“ビック”サルダール(フィリピン)に2-1判定勝ち。プロ5戦目でベルトを獲得した。

 出だし右で攻め込んだサルダールに2回、サウスポーのロサはアウトボクシングで対処。3回、ロサの左を食らったサルダールがリング中央に倒れカウントが入る。サルダールはその後、右を武器に前進するが、ひと回り小柄なロサはディフェンステクニックで対抗。6回、サルダールの右で挑戦者がロープ際に倒れたが、主審はスリップと判定。この時、左脚を痛めたような仕種を見せたロサだが、以降ラウンドを重ねる。

 9回、ロサの左でサルダールが落下し、またカウントが適用される。勝利に近づいたドミニカ人だが10回、王者がプレスをかけ、左でダウンを奪い返す。11回、サイドにステップを踏んで王者の攻撃をかわした挑戦者に最終回、サルダールがチャージ。右を痛打して追い詰め終了。スコアカードは113-112で割れ、もう1人は116-109で地元のロサを支持した。

 ロサ(21)は5勝1KO無敗。「相手が強かったので好試合になった」とサルダールを称えた。サルダール(31)は21勝11KO5敗。2年前、敵地プエルトリコでのウィルフレド・メンデス戦と同様、またも中南米で王座を失った。WBAミニマム級はスーパー王者にノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)が君臨する。

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