2.28東洋太平洋S・フライ級、4.17日本ミドル級王座決定戦 六島ジムの古谷昭男と国本陸が決意表明
2022年1月13日 18時26分
2022年1月13日 11時19分
WBOウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米=写真)が昨年まで契約していたトップランクのボブ・アラム氏に対し、1000万ドル(約11億円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。ニューヨークポスト紙が伝えたもので、他の米メディアも後を追った。
報道によると、クロフォードはアラム氏が「人種差別的な発言を続け、黒人ボクサーの評判を故意に傷つけている」と主張。本来なら得られるはずだった報酬を得られなかったとして損害賠償を求めている。
クロフォードは2011年にトップランクと契約、3階級制覇を達成し、PFPランキングで常に上位をキープしてきた。しかし、熱望するエロール・スペンスJrとのウェルター級統一戦が実現しなかったこと、アラム氏がクロフォードの試合を組んで損をしていると発言したことなどで、トップランクとの関係が悪化した。ESPNによると、アラム氏は2020年に「彼の過去3試合で失ったお金でビバリーヒルズに家を建てることができた」と発言している。
クロフォードにしてみれば、スペンスとの試合が実現しないのも、ファイトマネーが希望するほど得られないのも、すべてはアラム氏に人種的偏見があり、黒人選手をしっかりプロモートしないから、ということ。圧倒的な実力に見合った市場評価を得られていないことに、ストレスを感じているのだろう。
これに対してアラム氏は、人種差別主義者というクロフォードの主張をまっこうから否定。訴訟は「軽薄」で「悪意のある恐喝」であると一蹴している。
ちなみにESPNによると、クロフォードの直近4試合のファイトマネーはショーン・ポーター戦が600万ドル(約6億6000万円)、ケル・ブルック戦が350万ドル(約3億8500万円)、エギディス・カバラウスカス戦が400万ドル(約4億4000万円)、アミール・カーン戦が450万ドル(約4億9500万円)となっている。
クロフォードは昨年、トップランクとの契約を更新せずに、スペンスとの統一戦実現を目指している。裁判とは別にビッグマッチがスムーズに実現することを願うばかりだ。
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