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亀田大、負けてもタイトル保持で大混乱

2013年12月4日 0時58分

 3日ボディメーカーコロシアム(大阪府立体育館)のメインイベントで行われたWBA・IBF世界S・フライ級王座統一戦は、前WBA王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)がIBF王者亀田大毅(亀田)を2-1判定でかわし、勝利をおさめた。ソリスは計量に失敗していたため無冠のまま。

亀田大毅対ソリス(ボクシングニュース)
ソリス(右)が手数で大毅を上回った

 大毅は脚を使ったり、接近したりと戦法を使い分けたが、ソリスの連打の前に手数が少なめ。ダウンシーンはなく、結局116-112が2者に113-115。

 試合後にまたしても騒動が起きた。IBFのリンゼイ・タッカー氏が会見を開き「ソリスが体重超過だったため、ルールにより大毅は負けてもチャンピオンとして残る」と明言したのだ。前日2日、ソリスが計量に失格したあとのルールミーティング後、メディアに「亀田が負ければ王座は空位」と説明していただけに、現場は混乱。前言撤回に報道陣からは怒りの声もあがった。IBFの見解どおりとすれば大毅はレコードに黒星がついたが、ベルトは保持することになる。大毅はこの日は会見を行わず会場をあとにした。

 大毅の試合では9月の王座奪取の際もIBF独自のルールである当日計量や、使用するグローブを巡りリング外でゴタゴタが勃発。先月に韓国で行われた興毅の試合では判定をめぐりすったもんだあった。あと味の悪い試合がいつまで続くのか…。

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